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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058YW

有価証券報告書抜粋 ダイハツ工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは「Innovation for Tomorrow」のスローガンのもと「世界の人々に愛されるスモールカーづくり」を使命として、お客様の視点に立ち、低燃費、高品質、環境・安全対応、お求め易い価格を高次元で融合した商品開発を積極的に推進しております。昨今の地球環境意識の高まり、国内の少子高齢化に伴う世帯人数の減少、新興国でのエントリー需要拡大の中で、「小さく、軽く、安いクルマ」へのお客様のニーズは日々高まっており、当社は「低燃費」「低価格」といったスモールカーならではの本質的魅力をさらに高める技術と商品の開発に注力しております。また、お客様から選ばれる商品をタイムリーに提供するために開発のスピードアップを図ると共に、軽で培った小さな車作り技術の海外展開を進めております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、452億円であります。
国内においては、軽の本質(低燃費、低価格)、軽の本流(基本性能、先進装備)を追求し、車種ごとの特性に応じて付加価値を加えた車を開発しております。2014年4月にブーンを一部改良し軽自動車の低燃費化技術「e:S(イース)テクノロジー」を一部採用して、小型ガソリンエンジン車トップとなる27.6km/lの低燃費を達成しました。
2014年6月に新型「コペン」を発売し新骨格構造「D-Frame」と内外装脱着構造「DRESS-FORMATION」の採用により、「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」を実現しました。2015年6月には、ローブ、エクスプレイに続く「第3のモデル:セロ」を発売し、購入後でもお客様の嗜好にあわせたデザイン変更を可能にしました。
2014年7月にミライースを一部改良し、「e:S(イース)テクノロジー」をさらに進化させ、高圧縮比化、アトキンソンサイクル化、デュアルインジェクタの採用などによるパワートレーンの進化とエコ発電制御の改良による回生電力増加などエネルギーマネジメントの進化により、ガソリン車トップレベルの35.2km/lの低燃費を2WD全グレードで実現しました。
2014年9月に、15年ぶりに新型「ハイゼット トラック」を発売し、軽トラックに求められる積載性、耐久性や防錆性能などの基本性能に加え、乗降性の向上や広い室内空間を確保しました。また、クラストップの低燃費19.6km/を実現し、12月にはリヤデファレンシャルギヤをハイギヤ化した上で、副変速機(エコ・楽モード切替機構)を追加したマニュアルトランスミッションの搭載により、更なる低燃費21.0km/lを実現し、8色のカラーバリエーションと用途や志向に合わせたパックオプションも豊富に設定しました。
2014年11月に「ウェイク」を発売しました。「もっと軽にできること」を追求し、日常用途からレジャー用途まで多用途に使える新ジャンルの軽自動車を開発し、座って分かる見晴らしの良さ、軽最大の室内空間、高さを感じさせない安全・安心の基本性能、圧倒的な荷室の使い勝手の良さを実現しました。
2014年12月に、新型「ムーヴ」を発売しました。軽の本質である低燃費・低価格をベースに、新開発の軽量高剛性ボディ骨格構造「D monocoque」や足回りの改良「D suspension」などにより、基本性能を大幅に向上しました。また、衝突回避支援システム「スマートアシスト」に軽初の後方誤発進抑制制御機能の追加、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ採用など、軽初採用となる数々の先進装備を搭載し、軽の本流を一層追求しました。
引き続き、「更なる燃費向上と低コスト化を目指した商品・技術開発」、「車両基本性能の進化と軽に相応しい先進装備の採用による商品力向上」、「電動化技術や将来に向けた燃料電池などの研究開発」、「徹底したお客様目線で製品品質を向上」の観点で開発を進めてまいります。なお、当連結会計年度における研究開発費の金額は、429億円であります。
海外においては、国内における低燃費・低価格なスモールカーづくりのノウハウをベースに、当社の重点市場であるインドネシア・マレーシアにおいて、現地のお客様のニーズを取り入れた地域最適商品の開発を現地事業体と協業で推進しております。
2014年9月に、新型車「アジア」を発売しました。ダイハツとプロドゥア社がマレーシア政府のエコカー政策であるEEV(Energy Efficient Vehicle)政策に適合した同国初のクルマを企画・開発しております。引き続き、更なる低燃費・低価格に加え、現地に密着し、「現地ベストフィットで魅力的な新商品」をスピードを上げて開発してまいります。なお、当連結会計年度における研究開発費の金額は、22億円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02164] S10058YW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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