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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G3JK

有価証券報告書抜粋 ティアック株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は93名で、研究開発費として1,075百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。


プロオーディオ市場向けでは、1Uサイズ64チャンネルマルチトラックレコーダーDA-6400にて、PTP(Precision Time Protocol)技術を活用した、同一ネットワーク上での2台の同時録音/再生動作ができるカスケード機能を追加したバージョンアップファームウェアを市場導入しました。
設備市場向けでは、DSP機能を搭載し、用途や環境に適した音声処理が可能な中規模音響システム向け8チャンネル入出力マトリクスミキサーMX-8Aや、Danteプロトコルと様々な入出力仕様のモデルを組み合わせることにより、あらゆるシステムに最適な導入を可能とするハーフラックサイズのDanteコンパクトプロセッサー(DCP)シリーズ7機種、また、それらをコントロールするソフトウェア 『TASCAM MX CONNECT』、『TASCAM DCP CONNECT』、『TASCAM EZ CONNECT』を市場導入しました。また、分電盤から電源を直接配線することで最大40A(20Ax2)の電流供給が可能な大容量パワーディストリビューターAV-P3040、1UマルチプレーヤーCD-400U用のイーサネットコントロールカード IF-E100を市場導入しました。DR-10シリーズでは、MP3での録音対応を中心に各種機能を追加した、バージョンアップファームウェアVersion2.00を市場導入しました。
MI市場向けでは、直感的な操作性を実現するアナログコンソールならではのシンプルなデザインとデジタルマルチトラックレコーディングを融合した24トラックライブレコーディングミキサーModel 24を市場導入しました。
ポータブル市場向けでは、ご好評をいただいているDRシリーズに、USBオーディオインターフェース機能や議事録作成をサポートした文字起こしモード機能など大幅な機能強化したリニアPCMレコーダーDR-05X、DR-07X、DR-40Xを市場投入しました。。
コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、高音質Reference505シリーズの中核となるUSB DAC/ヘッドホンアンプ UD-505とUSB DAC/ネットワークプレーヤーNT-505を市場導入しました。どちらのモデルもUSB DACとしては、DSD22.5MHz、PCM768kHzの最高スペックに対応し、最新DACチップAK4497を搭載した高音質モデルです。スマートホンなどと手軽に接続できるBluetooth機能では、新たにaptX HDコーデックに対応し、従来から対応しているLDACと合わせ、高音質なBluetooth再生が可能です。NT-505は、ハイエンドオーディオ機器に採用されているOpen Homeプロトコルに対応したネットワークソリューションを搭載した本格派ネットワークプレーヤーです。新ジャンルの製品としては、ハイエンドオーディオ機器で音質アップアイテムとして定着しているマスタークロックジェネレーターをTEACブランドとしては初めて市場導入しました。マスタークロックジェネレーターCG-10Mは、心臓部にTEACオリジナルの超高精度OCXO(Oven Controlled Xtal Oscillator)を搭載し、出力される高精度な10MHzのマスタークロックにUD-505をはじめとしたクロック入力を持つデジタルオーディオ機器を同期させ、音質を向上させる機器で、今後対応機器が増える見込みのクロック同期機能に必要なアイテムとして注目されています。ここ数年好調を維持しているアナログレコード関連機器では、Bluetoothでレコードの音声を出力できるアナログターンテーブルNT-400BTを市場導入しました。雑誌などの媒体で取り上げられる機会も多く、ワイヤレス接続によりレコードプレーヤーの設置を自由にできる利便性も市場から大きく注目されています。コンシューマー機器としては長らく製品リリースのなかった単品録音機器のジャンルでは、SDカードにDSDフォーマットを含むハイレゾ録音ができるハイレゾ・マスターレコーダーSD-500HRと、今となっては貴重なカセットテープの再生録音ができるダブルカセットデッキW-1200を市場導入し、録音機器のTEACを再アピールし、録音ファンから好評を博しています。
ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、ディスクプレーヤー、アンプに続く3本目の柱として伸長著しいネットワークプレーヤーカテゴリーにおいて、最高峰D/Aコンバーターを搭載するネットワークオーディオプレイヤーN-01と、D/Aコンバーターを搭載せず、USB出力でD/Aコンバーターと接続して使うネットワークオーディオトランスポートN-03Tを市場導入しました。どちらの機種もこれまでのネットワークプレーヤーでは難しいとされた音楽表現がきちんとできるということで、市場での高い評価を得ています。SACDプレーヤーカテゴリーでは、主力機種となるK-01X、K-03Xの後継機種となるK-01Xs、K-03Xsを市場導入しました。最上級機Grandioso-K1の成果を惜しみなく投入し得られた音質は、これまでのデジタルプレーヤーにはないアナログにより近づいた自然な音質という高評価をいただき、先代を上回るスタートとなっています。アンプカテゴリーでは、8年ぶりの新モデルとなるフォノイコライザーアンプE-02を市場導入しました。MCカートリッジのバランス接続という長い歴史のあるアナログレコード再生において見逃されてきた高音質化にチャレンジしたモデルで、MCのバランス接続で得られる音質は、これまで聴いてきたレコードから高い空間表現をはじめ、次元の違う再生が出来る、など市場でも非常に好評価を得ています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は684百万円であります。


インフライトエンタテインメント製品では、ポータブルストリーミングサーバーPortaStream™ PS-V50を市場導入しました。PortaStream™は航空機搭載用の小型軽量の電池駆動式ポータブルサーバーです。機内の任意の場所に設置し、ワイヤレス通信を利用して乗客のPC/タブレット/スマートフォンなどの携帯端末にコンテンツ配信を行います。
医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-1の商品化を開始しました。MV-1は、新たに「タッチパネル」や「HD/SDリアルタイムコンバート機能」などの機能を追加します。消化器の検査中に患部を撮影するための静止画像記録はもちろん、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など、検査途中で行う処置の過程を記録したいというニーズにお応えするため、1080p 60fps Full HDによる動画記録にも対応します。
データレコーダー製品では、インテグレーテッドロガーLX-1000 Seriesを市場導入しました。LX-1000 Seriesは、可搬性に優れた小型軽量設計、製品のすべての制御とデータレベルの表示が可能なカラーリモコン(別売)、DC8V~36V対応の柔軟な電源仕様など、フィールドユース仕様で、充実の機能を実現しています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は391百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01932] S100G3JK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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