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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IWY8 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ティアック株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、主として提出会社に集中しており、提出会社及び現地販売法人において技術動向・市場動向の情報を集め、提出会社にて開発を担当し、国内外の生産拠点にて生産を行っております。
当連結会計年度における提出会社の研究開発活動は、2事業部に所属し、各事業部に直結した開発部門が市場のニーズに合致した商品をいち早く商品化すべく、研究開発を推進しております。
当連結会計年度の開発人員は94名で、研究開発費として1,110百万円投入しております。
当連結会計年度の各事業部における主な研究開発の概況と成果は次のとおりであります。


プロオーディオ市場向けでは、最大30MbpsのH.264 Long GOPエンコードを採用し、100Mbpsまたは1Gbpsの標準ネットワークに対応、Full HDビデオストリーム(1920x1080p)の録画・エンコード・ストリーミング・デコードを同時に動作可能なオールインワンの映像配信機器VS-R264、更には4Kビデオストリーム(3840x2160p)の録画・エンコード・ストリーミング・デコードに対応したVS-R265を市場導入しました。
設備市場向けでは、柔軟なルーティング・ミキシング・ディストリビューションが可能なBluetooth®対応3ゾーン業務用ミキサーMZ-123BTと、8入力/8出力マトリクスミキサー『MX-8A』の壁埋め込み型プログラマブルコントローラRC-W100を市場導入、また公共・文教・商業施設や劇場、アミューズメント及びエンターテイメント事業など、様々な商業設備に適した1Uラックマウントサイズの外部制御可能な業務用ブルーレイプレイヤーBD-MP1を市場導入しました。また、定評のあるTASCAMマルチトラックレコーダー機能を内蔵し、USBオーディオ/MIDIインターフェース、DAWコントロール機能に加えて、ポッドキャスト番組制作に便利なミックスマイナス機能やスマートホン経由でトーク番組への参加を可能にするスマートホン入力など、ユニークな機能を搭載した小型サイズ多機能ミキサーModel12とラックマウント可能なコンパクトなボディを実現し、アナログサウンドの暖かさとデジタルワークフローの機能がベストマッチしたハイブリッドミキシングコンソールModel16を市場導入しました。
MI市場向けでは、充実した内蔵エフェクター/ミキサー機能に加え、iPadなどのモバイルデバイスにも対応し、ホームレコーディング、スタジオレコーディング、ライブレコーディングなどあらゆる環境に対応したSERIES 102iと最大20チャンネルまでのマルチトラックレコーディングに対応したSERIES 208i、更には2系統のS/MUX光出力端子により、SERIES 102iやSERIES 208iその他ADATまたはS/MUX入力を搭載した様々なUSBオーディオインターフェース製品との接続も可能なHDIAマイクプリアンプ8基搭載のスタジオやステージ用途に最適なマイクプリアンプSERIES 8p Dynaを市場導入しました。
コンシューマーオーディオ市場向け(TEACブランド)では、高音質Referenceシリーズ初となるパワーアンプカテゴリーの製品AP-505を市場導入いたしました。オランダHypex社のクラスDアンプモジュールにTEAC独自の音質チューニングを施したものを搭載し、高効率と高音質を両立しました。音質と本体サイズを超えたスピーカー駆動力が評価され、音元出版主催のオーディオビジュアルアワードにおいても金賞を受賞するなど、高評価を得ています。アナログレコード関連商品では、入門機ながらもサエク社と共同開発した高音質ナイフエッジトーンアームを搭載したベルトドライブ駆動のTN-3Bを市場導入いたしました。先に市場導入されたダイレクトドライブのTN-4Dとともに入門機の中の高音質プレミアム機として評価されています。またTEACブランドでは初となるフォノイコライザーアンプPE-505を1月にアメリカで開催されたCES、2月に開催されたオーディオフェスタin名古屋にて、参考出品させていただきました。MCカートリッジのバランス接続に対応し、通常のRIAAカーブに加えて、DeccaカーブやColumbiaカーブに対応した趣味性の高いフォノイコライザーで、2020年製品発売予定で開発を進めております。
ハイエンドオーディオ市場向け(ESOTERICブランド)では、SACDプレーヤーカテゴリーで、新VRDSメカニズムVRDS-ATLASの搭載と、既存のD/Aコンバーターチップを使わず独自開発のディスクリートD/Aコンバーター回路を搭載した一体型プレーヤー、Grandioso K1X、K-01XD、K-03XDを市場導入いたしました。既存機種から数段ステップアップした音質と独自回路の搭載などにより、ブランドの技術力と独自性を大きくアピールすることに成功いたしました。ネットワークオーディオカテゴリーでは、DSD22.5MHz再生に対応したネットワーク再生と、独自のデジタル伝送ES-LINK入力を装備したネットワークDAC N-01XDを市場導入いたしました。こちらの製品も独自ディスクリートD/Aコンバーター回路の搭載と、リニア電源によるネットワークオーディオ入力回路を搭載することで、既存モデルからの大幅な音質アップを達成し、市場での高評価を得ています。
当連結会計年度における研究開発費の金額は765百万円であります。


医用画像ファイリング製品では、内視鏡イメージレコーダーMV-1を市場導入しました。MV-1は、新たに「タッチパネル」や「HD/SDリアルタイムコンバート機能」などの機能を追加し従来レコーダーに比べ使い易さを向上させました。消化器内視鏡で検査中の患部の静止画像記録はもちろん、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など、検査途中で行う処置の過程を記録したいというニーズに応えるため、1080p 60fps Full HDによる動画記録にも対応しました。
データレコーダー製品では、ひずみ計測アンプAR-LXST1000を市場導入しました。AR-LXST1000は、インテグレーテッドロガーLX-1000のオプション入力アンプです。このアンプにより、自動車、鉄道の計測分野で需要が多い、強度試験に用いられる「ひずみゲージ」、加速度測定に用いられる「ひずみゲージ式加速度センサ」による計測が可能となります。ロードセル・トランスデユーサー関連製品では、カラーグラフィックデジタル指示計TD-9000Tを市場導入しました。TD-9000Tは、荷重(ロードセル)とストローク(変位計)の2入力に対応した荷重管理用デジタル指示計です。24bit、25kHzの高速A/D変換、4.3型タッチパネルモニターを搭載し、直感的な操作性と優れた視認性を実現するとともに、測定中も全ての波形をリアルタイムで確認できるなど現場での利便性を向上させました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は345百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01932] S100IWY8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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