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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CH5F

有価証券報告書抜粋 テクノアルファ株式会社 業績等の概要 (2017年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、近隣諸国における地政学的なリスクや先進諸国における政治情勢等の動向には先行きの不透明感があるものの、緩やかな回復基調にありました。
このような状況のもと、当社グループは、業績の回復に向け、既存商品の販売の強化、主力商品である半導体製造装置の分野に関連した自社製品の開発および販売強化、各セグメントにおける新商品・ビジネスの開拓およびグループ各社の連携による営業体制の強化などに取り組んで参りました。サイエンス事業においては、新製品の開発の遅れが響き、低調な結果となりましたが、その他の事業、特にSI事業においては、引合い、受注共に堅調であり、前連結会計年度に比較して、好調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は2,819,137千円(前連結会計年度比5.9%増)、営業利益は34,886千円(前連結会計年度比711.0%増)、経常利益は74,393千円(前連結会計年度比14.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は44,711千円(前連結会計年度は、76,989千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① エレクトロニクス事業
当事業におきましては、装置および部品等の受注が堅調であり、売上高は1,874,644千円(前連結会計年度比9.5%増)、営業利益は116,602千円(前連結会計年度比5.3%増)となりました。
② マリン・環境機器事業
当事業におきましては、前連結会計年度以前に受注した舶用機器を予定どおりに売上げ、環境機器の受注案件の売上計上は、次年度以降となるものの、売上高は262,957千円(前連結会計年度比18.5%増)、営業利益は19,307千円(前連結会計年度比18.8%増)となりました。
③ SI事業
当事業におきましては、受託開発の引き合い、受注が好調であり、売上高は567,253千円(前連結会計年度比0.5%増)、営業利益は33,756千円(前連結会計年度比66.7%増)となりました。
④ サイエンス事業
当事業におきましては、新製品の開発の遅れが大きく影響し、売上高は114,281千円(前連結会計年度比30.5%減)、営業損失は10,591千円(前連結会計年度は、20,585千円の営業損失)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、257,784千円(前連結会計年度末比96,118千円の減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、127,246千円の収入(前連結会計年度比80,240千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加(74,347千円の計上)、売上債権の減少88,730千円の一方で、法人税等の支払66,402千円が生じたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6,695千円の支出(前連結会計年度は9,650千円の収入)となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入15,390千円が生じた一方で、有形固定資産の取得による支出9,998千円、保険積立金の積立による支出13,189千円が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、215,579千円の支出(前連結会計年度は24,289千円の収入)となりました。これは主に、借入金の返済による短期借入金の減少170,000千円、配当金の支払額44,162千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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