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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WRO

有価証券報告書抜粋 トナミホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2015年4月1日~2016年3月31日、以下「当期」という。)におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善がみられましたが、年初以降の急速な円高・株安進行による金融市場の混乱や、中国をはじめ新興国の経済減速のリスク懸念もあり、先行きに不透明感が強まる状況で推移しております。
物流業界におきましても、生産関連貨物及び建設関連貨物が低迷する中、消費関連貨物の持ち直し機運はみられるものの、本格的な改善には至らず、ドライバー不足の深刻化に伴う外注費の上昇、業務・資本提携やM&Aなどの生き残りをかけた業界再編の動きも継続し、厳しい経営環境が続いております。
このような中、当社グループは、第20次中期経営計画の成長戦略とする採算性を重視した営業活動の強化・事業規模の拡大など収益向上策に取組むとともに、リスク管理・コンプライアンスの一層の強化により、高品質経営に邁進しております。
特に、主力の貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業において、グループの経営資源を活用した総合営業の強化や、適正運賃収受施策などの展開に取組み、重点とする3PL(サードパーティ・ロジスティクス)をはじめとする事業の拡大につとめました。
その結果、当社グループの当期経営成績は、営業収益において122,959百万円と、前連結会計年度に比べ411百万円(0.3%)の微増となりました。
利益面におきましては、下払料の高騰・原材料価格の上昇をはじめとするコストアップ環境の中、繁閑に応じたコスト管理の徹底、運賃・料金単価の改善継続、燃料価格の低下などにより、営業利益は5,239百万円と、前連結会計年度に比べ487百万円(10.2%)の増益となりました。
また、経常利益は5,534百万円となり、前連結会計年度に比べ384百万円(7.5%)の増益となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は3,526百万円を計上し、前連結会計年度に比べ288百万円(8.9%)の増益となりました。

セグメントの業績を説明いたしますと、次のとおりです。
なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

① 物流関連事業
当期における物流関連事業は、上半期を中心に消費関連貨物が堅調に推移したものの、公共投資の落ち込みなど建設関連貨物の低迷もあり、輸送ニーズは引き続き緩やかな改善基調で推移した結果、営業収益は112,777百万円と前連結会計年度に比べ56百万円(0.1%)の微増収となりました。
セグメント利益は、引き続き貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業・3PL事業における適正運賃・料金収受施策の推進や燃料価格の低下等により、4,634百万円を計上、前連結会計年度に比べ710百万円(18.1%)の増益となりました。
② 情報処理事業
情報処理事業における営業収益は、2,897百万円で、前連結会計年度に比べ118百万円(3.9%)の減収となりました。
セグメント利益は189百万円を計上し、前連結会計年度に比べ64百万円(25.5%)の減益となりました。
③ 販売事業
物品販売ならびに委託売買業、損害保険代理業等の販売事業における営業収益は6,624百万円と前連結会計年度に比べ519百万円(8.5%)の増収となりましたが、セグメント利益は300百万円で、前連結会計年度に比べ94百万円(23.9%)の減益となりました。

その他では、自動車修理業、ダイレクトメール業等で営業収益659百万円を計上しましたが、前連結会計年度に比べ45百万円(6.4%)の減収となりました。
セグメント利益は115百万円で前連結会計年度に比べ3百万円(3.1%)の減益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ1,174百万円増加し、13,359百万円となりました。これは営業活動によるキャッシュ・フローの収入(6,428百万円)と、投資活動によるキャッシュ・フローの支出(1,469百万円)及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出(3,784百万円)によるものであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは6,428百万円の収入となり、前連結会計年度に比べて2,858百万円減少しました。これは主に税金等調整前当期純利益を5,530百万円計上したこと、減価償却費の計上が4,687百万円あった一方で、未払消費税等が990百万円減少したことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1,469百万円の支出となり、前連結会計年度に比べて412百万円の支出減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が1,918百万円あったことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは3,784百万円の支出となり、前連結会計年度に比べて674百万円の支出減少となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が1,065百万円、リース債務の返済による支出が2,083百万円あったことなどによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04185] S1007WRO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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