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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOKY

有価証券報告書抜粋 トレックス・セミコンダクター株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。
当社グループは、たな卸資産の評価及び退職給付債務の算定などに関して、過去の実績や当該取引の状況を勘案して合理的と認められる見積りや判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映いたしております。しかし、見積りには特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと相違する場合があります。

(2)経営成績の分析
①売上高
当連結会計年度における売上高は、215億59百万円(前年同期比109億38百万円増加、103.0%増加)となりました。当社グループのセグメントごとの内訳は、日本が146億10百万円(前年同期比114億91百万円増加、368.3%増加)、アジアが55億51百万円(前年同期比4億90百万円減少、8.1%減少)、欧州が8億9百万円(前年同期比34百万円減少、4.1%減少)、北米が5億88百万円(前年同期比27百万円減少、4.4%減少)となりました。フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したこと等により、日本セグメントが大幅に増加しておりますが、為替レートが円高ドル安へ推移した影響などにより、日本を除く各セグメントにおいては売上高が減少しております。
②営業利益
営業利益は、12億51百万円(前年同期比1億11百万円増加、9.8%増加)となりました。当社グループのセグメントごとの内訳は、日本が10億77百万円(前年同期比27百万円減少、2.5%減少)、アジアが1億29百万円(前年同期比1億29百万円増加、前年同期は604千円)、欧州が41百万円(前年同期比12百万円減少、23.5%減)、北米が17百万円(前年同期比60百万円増加、前年同期はセグメント損失43百万円)となりました。これは主に、フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したことにより売上総利益が増加したことによります。
③経常利益
経常利益は、9億5百万円(前年同期比64百万円減少、6.7%減少)となりました。これは主に、為替差損3億34百万円等が発生したことによるものであります。
④親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は29億30百万円(前年同期比23億50百万円増加、404.9%増加)となりました。これは主に、経常利益が9億5百万円となったこと、フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したことにより負ののれん発生益が19億66百万円発生したこと、受取補償金5億18百万円が発生したことによるものであります。

(3)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したこと等により、前連結会計年度末に比べ122億36百万円増加して252億9百万円となりました。流動資産は83億48百万円増加して191億66百万円となり、固定資産は38億87百万円増加して60億43百万円となりました。
負債は、フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したこと等により、前連結会計年度末に比べ75億68百万円増加して96億11百万円となりました。流動負債は46億84百万円増加して63億6百万円、固定負債は28億84百万円増加して33億5百万円となりました。
純資産は、フェニテックセミコンダクター株式会社を子会社化したこと等により、退職給付に係る調整額が73百万円増加したこと等のため、前連結会計年度末に比べ46億68百万円増加して155億97百万円となりました。以上の結果、自己資本比率は45.3%となり、1株当たり純資産額は1,267円65銭となりました。

(4)キャッシュ・フローの状況
各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な変動要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの将来の財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるリスク要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しております。

(6) 経営戦略の現状と見通し
当社グループを取り巻く環境は、市況変動の影響を受けつつも、電子機器市場の拡大に伴い、その市場は中長期的に拡大していく見通しであります。しかし、求められる製品・サービスの性能・品質はますます高度化していくとともに、価格・納期に対する要求も一層厳しさを増しております。
当社グループは、中長期的な収益性の向上と継続的な企業価値の向上を図ることを念頭に、収益力を確保しつつ戦略的な先行投資を実行することにより、中長期的な競争力及び成長力の向上に取り組んでおります。2015年度よりスタートした3ヵ年中期経営計画において掲げた課題に取り組む中で、「戦略的提携を活用して新たな基盤技術や生産技術を積極的に取り込む」ことへの対応として、フェニテックセミコンダクター株式会社の子会社化を実施いたしました。
当社グループは、さらに一体感を強めながら、その総力を挙げて経営課題に取り組むことによって、世界トップレベルの競争力と収益力を確立することを目指してまいります。


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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30479] S100AOKY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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