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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009C0F

有価証券報告書抜粋 ニシオホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復が見られるものの、海外景気の減速や円高進行等下振れリスクも多く、先行きは不透明な状況が続きました。
建設業界においては、建築関連工事やトンネル関連工事は引き続き堅調に推移している他、国土交通省が推進する「i-Construction」の取り組みの本格化に伴い、「ICT施工」の普及の動きが活発になってまいりました。しかしながら、依然として労務費の高騰や道路舗装工事の減少等の懸念材料もありました。
このような状況下、当社グループ(当社及び連結子会社)は、引き続き需要のある建築関連工事に対応するため室内系高所作業車をはじめとする建築系機械の導入を進め、売上が順調であった他、「ICT施工」では蓄積したノウハウや対応力を元に現場の要望を汲んだ提案営業を行い、受注につなげてまいりました。
その結果、連結売上高は115,937百万円(前年同期比104.1%)となりましたが、利益面では今後需要増大が予想されるイベント関連商品等の先行導入による償却費負担増や円高進行による為替差損発生の影響もあり、営業利益11,805百万円(同91.1%)、経常利益11,292百万円(同88.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,920百万円(同91.5%)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。

①レンタル関連事業
道路・土木関連商品においては、道路舗装工事の減少による影響を受けたものの、トンネル工事の増加を受けてコンクリート吹付機械等のトンネル機械の受注は好調を維持してまいりました。関心が高まる「ICT施工」では測量会社との協業により、高度な計測技術と現場対応力を合わせ、地元ユーザーに対して提案営業やデモ体験を展開する他、全国各地に設置したテクノヤードでの体験セミナーや専任者による講習会等をきっかけに、ICT施工対応機種だけでなく汎用機の受注にもつなげてまいりました。また、熊本地震の復旧工事に対しては生産工場の復旧や仮設住宅建設工事を中心に対応いたしました。今後本格化する復興工事に対しても引き続き尽力してまいります。
建築・設備関連商品では、一旦落ち着きを見せていた大型建築工事が商業施設や駅前再開発等の工事で売上を徐々に伸ばした他、設備の老朽化による企業の設備投資は底堅く、物流倉庫や製造メーカーの工場等の新築・改築工事も順調に推移し、高所作業車や小型の揚重機・荷役運搬機械等の汎用機を順調に受注いたしました。
イベント・産業界関連商品では、展示会が数多く開催されたことを背景に、展示会用部材や照明器具等の売上が好調の他、屋外イベントではテントと共にLEDディスプレイや競技スポーツ用床材等を受注しました。また、大型テントは展示会や各種イベント会場として使用するだけでなく、工事現場の資材置場や作業場所、環境・天候対策等で倉庫テントとして売上を伸ばした他、天然芝生養生材は屋外イベントでの実績を伸ばす等、スペース事業の拡大も順調に進みました。
その結果、レンタル関連事業での売上高は112,862百万円(前年同期比104.2%)、営業利益は11,527百万円(同91.0%)となりました。
また、当連結会計年度よりSKYREACH GROUP HOLDINGS PTY LTD及びNISHIO RENT ALL VIETNAM CO., LTD.他3社が連結の対象となっております。

②その他
自動車・建設機械関連向けピン類の売上は、排ガス規制後の反動減に加え、中国経済の景気減速の影響も受け、受注は減少傾向となりましたが、製造工場における重量物運搬台車の売上は堅調に推移しました。
その結果、その他での売上高は3,074百万円(前年同期比100.5%)、営業利益は264百万円(同115.0%)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ4,491百万円減少して22,230百万円(前年同期比83.2%)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシュ・フローは13,516百万円(前年同期比156百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が11,175百万円(前年同期比1,412百万円の減少)のほか、減価償却費19,878百万円、貸与資産の取得による支出12,108百万円、法人税等の支払額4,699百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用されたキャッシュ・フローは6,112百万円(前年同期は6,104百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出4,001百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,676百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用されたキャッシュ・フローは12,189百万円(前年同期は10,396百万円の支出)となりました。これは主に、有利子負債の返済による支出14,108百万円と長期借入れによる収入2,459百万円及び社債の発行による収入496百万円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04848] S1009C0F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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