ニデックオーケーケー株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)

当社グループは、常にお客様の満足度向上を目指し、環境の変化や市場ニーズに即応した付加価値の高い高効率・高機能な製品の提供のため、研究開発活動を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、195百万円(消費税等含まず)となりました。
セグメントごとの主な研究開発活動は、次のとおりであります。

(1) 工作機械事業

工作機械部門は、自動車や一般産業機械などの量産部品加工市場をターゲットに、コストパフォーマンスを追求した横形マシニングセンタHMC400を開発し、9月にドイツのハノーバーで開催された欧州国際工作機械見本市(EMO Hannover 2013)に出展すると共に、米国やアジアを中心としたボリュームゾーン市場での拡販に尽力しました。
また、4月に5軸制御マシニングセンタの拡販を図るため、加工精度を向上させる加工支援技術「A5 system」を、10月に機械の稼動時電力を可視化し省エネを支援する「電力モニタ」を開発しました。
当事業に係る研究開発費は、177百万円であります。

(2) その他

ローコスト化を目指した検則JIS化対応製品の後継機種となるOEM製品の開発及び製品ラインナップの拡充を完了しました。続いて、水道メーターの情報をデータセンターで管理することにより、いつでも、どこでも、検針や監視などが可能なクラウド環境で動作するクラウド水道メーターシステムの開発に着手しました。
当事業に係る研究開発費は、18百万円であります。