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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007P9D

有価証券報告書抜粋 ニデックオーケーケー株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日 (2016年6月29日) 現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これらの連結財務諸表の作成にあたり、貸倒引当金、たな卸資産、退職給付に係る負債等に関して、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、資産・負債及び収益・費用等の数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。実績については、見積りの不確実性があるため、これら見積りと異なる場合があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

当連結会計年度における世界経済は、米国は自動車・航空機産業を中心に堅調を維持し、欧州は債務問題に加え難民問題などの地政学的リスクもみられるものの、緩やかな回復基調で推移しました。しかし、中国は経済の先行き懸念から生じた株価下落にみられるように減速傾向になり、その他のアジア諸国も同様の状況で推移しました。一方、我が国経済は、政策効果にも支えられ企業の設備投資意欲は引き続き底堅く、年明け以降からの円高・株安の影響もみられましたが、工作機械受注は総じて堅調に推移しました。
このような状況下、当社グループは、昨年10月に創業100周年を迎え、更なる業績向上を目指して次の諸施策に取り組みました。主力の工作機械部門においては、米国では営業力の強化を図り、堅調に推移する自動車・航空機向けの販売に注力しました。7月には、顧客サービスの一段の向上を図るため、工作機械の無償保証期間を従来の1年間から3年間に延長した「3年間安心保証制度」を開始しました。また、10月にイタリアのミラノで開催されたEMO2015では、航空機部品を中心とした中大物ワークの複雑な形状加工が可能な5軸制御横形マシニングセンタHM-X8000と旋削機能を付加した5軸制御立形マシニングセンタVC-X500L、量産部品加工市場をターゲットとした横形マシニングセンタHMC500の3機種を出展し、活発な商談を行いました。更に、11月には本社工場において、「重切削・高剛性の百年品質」をメインテーマに創業百周年記念展示会を開催、ベストセラー立形マシニングセンタVM53Rの要素別展示を行うなど、OKKのものづくりを来場者の皆様に体感していただきました。これらを含めた国内外の各種展示会を通して、OKKのブランド力である高剛性・重切削機種を中心に展示し、一層の拡販に努めました。
しかしながら、主要設備機械の故障等による稼働率低下と在庫の評価減、また年初来の円高による為替差損の計上も影響し、売上高は前年度比で増加したものの、利益では当初計画を大きく下回りました。
この結果、売上高は26,735百万円(前連結会計年度比5.2%増)となり、営業利益は1,199百万円(前連結会計年度比4.3%減)、経常利益は839百万円(前連結会計年度比46.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は557百万円(前連結会計年度比53.2%減)となりました。

(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、税金等調整前当期純利益688百万円、減価償却費833百万円などによる収入やたな卸資産の増加482百万円、仕入債務の減少459百万円などによる支出により、375百万円の収入超(前連結会計年度:634百万円の収入超)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得639百万円、無形固定資産の取得181百万円などによる支出や投資有価証券の売却381百万円などによる収入により、390百万円の支出超(前連結会計年度:2,198百万円の支出超)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローでは、長期借入金の返済1,551百万円、リース債務の返済263百万円、配当金の支払額156百万円などによる支出や長期借入れ1,480百万円による収入により、565百万円の支出超(前連結会計年度:573百万円の収入超)となりました。

(4) 経営者の問題意識と今後の方針について

当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めております。
当社グループは工作機械を主力製品とし、その他水道メーター等があり、それらの製造・販売を行っており、各々の製品を世界のマーケットに提供し、そのユーザーの要請に的確に応える新製品と新技術の開発に全力を傾けております。
また、当社の経営理念である「顧客第一」「社会的責任」「価値の提供」のもと、「次の100年に向けて、磐石な企業基盤を構築するとともに、安心と信頼に満ち、活気にあふれる企業を目指す。」ことを経営ビジョンとしております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01516] S1007P9D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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