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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANG5

有価証券報告書抜粋 パウダーテック株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

①営業の全般的状況
当期における経済情勢は、米国では良好な雇用環境や消費者マインドの上昇に裏打ちされた景気の回復が続き、また、欧州でも個人消費や輸出を中心に回復基調で推移しました。いっぽう、新興国では中国等においてインフラ投資等一部では下げ止まりも見られるものの、全体として景気は減速基調で推移しました。また、日本国内では個人消費は力強さを欠く状況で推移しましたが、企業部門においては輸出の持ち直し等を背景に底堅く推移しました。
このような経済環境のなか、オフィス用複写機・プリンターや商業用印刷機に使用される電子写真用キャリアの市場は、カラー機を中心に全体としては底堅く推移いたしました。
食品の品質保持に使用される脱酸素剤市場は、消費者の安全・安心志向に変わりはないものの弱含みで推移いたしました。鉄粉につきましては、主要用途であるカイロの生産調整等により前期を下回る需要となりました。
このような状況のなか、電子写真用キャリアの前期から今期にかけて立ち上がりました新規商品群の増販が大きく寄与し、当期の連結売上高は10,337百万円(前期比7.8%増)となりました。
損益面におきましては、主にキャリア事業の増益により、連結営業利益は1,694百万円(前期比26.7%増)となりました。営業外損益を加えた連結経常利益は1,679百万円(前期比27.6%増)となりました。
特別損益では、損失として固定資産処分損44百万円、ゴルフ会員権評価損7百万円を計上いたしました。
この結果、連結税金等調整前当期純利益は1,627百万円(前期比29.3%増)となり、法人税、住民税、事業税、および法人税等調整額を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は1,134百万円(前期比28.2%増)となりました。

②セグメントごとの状況
キャリア事業
上記のようなキャリア市場動向のなか、当社グループはお客様から生産・品質面で、絶対的な信頼をいただくことを第一義として事業運営を行いました。また、既存商品の増販に加え、省エネ等お客様のニーズにお応えした新規商品が立ち上がりました。
この結果、当部門の売上高は8,175百万円(前期比12.3%増)となりました。セグメント利益は、減価償却費の増加を増販益とコストダウン等によって挽回し2,025百万円(前期比26.1%増)となりました。

鉄粉事業
当セグメントの脱酸素剤関連製品は、個人消費の影響もあり前期を下回る販売となりました。鉄粉関連製品に関しましては、主力のカイロ向け鉄粉の販売減により全体の売上は前期よりも減少しました。
この結果、当部門の売上高は2,161百万円(前期比6.2%減)となりました。セグメント利益は、減販損をコストダウン等でカバーし157百万円(前期比0.6%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が1,627百万円となり、減価償却費が859百万円、法人税等の支払で334百万円のキャッシュ減少等により、2,243百万円のキャッシュの増加(前期比772百万円キャッシュ増)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主にキャリア製造設備、電力供給設備等の設備投資に664百万円を支出したことにより、673百万円のキャッシュの減少(前期比335百万円キャッシュ減)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、長期借入金の返済198百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出106百万円、配当金の支払222百万円等を行い、527百万円のキャッシュの減少(前期比106百万円キャッシュ減)となりました。
これらの結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は前年度比1,041百万円増加し、期末残高は2,972百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01294] S100ANG5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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