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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMO0

有価証券報告書抜粋 パス株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、米国においては個人消費の増加や雇用情勢の改善を受けて景気回復が続き、欧州、中国においても回復基調となっているものの、米政権交代後の政策動向や英国のEU離脱問題など、先行き不透明な状況が続いています。わが国経済については、米大統領選以降の円安進行などにより企業業績は改善しており、緩やかな回復基調が続きました。
このような事業環境の中、当社グループにおきましては、メディア事業と通信販売事業とを融合させた「コミュニティサービス事業」を新規事業として当社の成長戦略の中核に位置付け、事業構造の継続的な改革と新規事業への取り組みを開始したものの、新規事業に伴う諸費用や増資に伴う費用発生等により、通期における黒字化の達成までには至っておらず、十分な成果を上げることができませんでした。
この結果、売上高は1,217,007千円増収の3,397,103千円となったものの、営業損失は246,299千円(前年比299,338千円減)となり、経常損失は243,845千円(前年比321,775千円減)、親会社株主に帰属する当期純損失は987,647千円(前年比502,955千円増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
当連結会計年度におきましては、当社が営む「コンサルティング事業」及び「決済代行事業」、当社連結子会社であるパス・トラベル株式会社が営む「旅行事業」、当社連結子会社である株式会社マードゥレクス及び株式会社ジヴァスタジオが営む「通信販売事業」、当社連結子会社であった株式会社PATHマーケット及び株式会社コミュニタスが営んでおりました「コミュニティサービス事業」の5つの報告セグメントで構成されております。
なお、コミュニティサービス事業を営んでおりました株式会社PATHマーケット及び株式会社コミュニタスの全株式を、2016年9月30日付で株式会社ヒトメディアへ譲渡し、連結の範囲から除外するとともに、同事業を第2四半期連結累計期間をもって廃止いたしました。
また、第3四半期連結累計期間において、株式会社giftを清算したため、連結の範囲から除外しております。これにより、当社グループは、当社及び連結子会社3社により構成されることとなりました。
さらに、決済代行事業の全部を、2017年1月15日付で株式会社ユニヴァ・ペイキャストへ譲渡いたしました。これに伴い、当連結会計年度末をもって同事業を廃止いたしました。
①コンサルティング事業
当連結会計年度におきましては、新規大型案件の受注により、売上高は26,461千円(前年比10,247千円増)、営業利益8,937千円(前年比1,767千円減)となりました。
②決済代行事業
当連結会計年度におきましては、ほぼ横ばいの売上高10,828千円(前年比1,421千円減)、営業利益は3,553千円(前年比593千円増)となりました。
③旅行事業
当連結会計年度におきましては、主力顧客である法人及び大学等の海外渡航が減少したこと及び期中に実施した第1種旅行業への変更登録による保険料等の費用増加により減収減益となり、売上高は309,996千円(前年比31,085千円減)、営業損失は5,574千円(前年は営業利益2,541千円)となりました。
④通信販売事業
当連結会計年度におきましては、買収効果が通期で寄与し大幅な増収となったものの、人件費及び賃借料等の固定費並びにシステム関連手数料の増加の影響により、売上高は3,043,901千円(前年比1,535,450千円増)、営業損失は39,620千円(前年比87,344千円減)となりました。
⑤コミュニティサービス事業
当連結会計年度におきましては、売上高は6,556千円、営業損失は56,047千円となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ102,159千円減少し、260,931千円となりました。各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、135,928千円の支出(前連結会計年度は421,818千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失1,034,276千円、非資金項目であるのれん償却額365,480千円、債務保証損失引当金の増加額393,217千円、本社移転損失引当金の増加額31,580千円、固定資産除却損21,663千円、減損損失12,304千円の計上があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、105,598千円の支出(前連結会計年度は815,591千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出85,758千円、無形固定資産の取得による支出24,437千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、139,367千円の収入(前連結会計年度は1,251,362千円の収入)となりました。これは主に、株式の発行による収入240,391千円及び連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出99,961千円があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05674] S100AMO0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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