シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJI8

有価証券報告書抜粋 パンチ工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断し、必要に応じて見直しを行っておりますが、引当金や税効果会計、のれん及び無形資産等の見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。この連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。

(2)経営成績の分析
① 売上高
連結売上高は、36,648百万円(前年比0.3%減)となりました。
国内向けは、家電関連が引き続き軟調となっておりますが、半導体関連が年間を通して好調を維持しており、また自動車関連において前半は熊本地震の影響等による生産鈍化もありましたが、後半に受注が回復基調に転じたこともあり、結果として、売上は前年を上回る、15,903百万円となりました。
海外向けは、中国では、引き続き好調な自動車関連が牽引役となったことに加え、新たに取組んでいる高付加価値の戦略製品も伸長し、売上は現地通貨ベースでは前年を大きく上回りましたが、為替変動の影響により、邦貨ベースでは前年を下回りました。また、その他地域においては、年間を通して欧州、ベトナム、インド等が好調に推移いたしました。この結果、海外向けは、20,745百万円となりました。
② 営業利益
売上減少や円高の影響、ベトナム工場の立ち上げやリバースエンジニアリング事業のための人員増及び投資に伴う販管費増もありましたが、海外グループの原価率良化により、1,990百万円(前年比0.2%増)となりました。
③ 経常利益
為替リスクヘッジを行ったことにより、営業外損益が改善し、1,874百万円(前年比12.5%増)となりました。
④ 親会社株主に帰属する当期純利益
法人税等還付税額の減少があったものの、1,375百万円(前年比10.1%増)となりました。

(3)財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末における総資産は29,451百万円となり、前連結会計年度末(2016年3月末)と比較し2,114百万円の増加となりました。これは、主として売上債権の増加及び有形固定資産の増加によるものであります。
② 負債の部
総負債は15,275百万円となり、前連結会計年度末(2016年3月末)と比較し1,937百万円の増加となりました。これは、主として借入金の増加によるものであります。
③ 純資産の部
純資産は14,176百万円となり、前連結会計年度末(2016年3月末)と比較し176百万円の増加となりました。これは、主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。

(4)キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの分析とそれらの要因につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

(5)経営戦略の現状と見通し
当社は、2016年3月に公表した中期経営計画「バリュークリエーション2020」のなかで、次の4つの重点経営課題を定めており、初年度が終了しました。
① 販売5極体制の確立
② お客様サービスの向上
③ 高収益事業の推進とR&D強化
④ 働き方改革
それぞれの具体的な取り組み内容については「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりでありますが、本書提出日現在では、ベトナム工場の稼働、米国販売拠点設立等の諸施策が着実に進捗しております。今後とも、本中期経営計画の経営目標達成に向けて、努力してまいります。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりと認識しており、これらのリスクについては発生の回避に、また発生した場合の対応に万全を期すべく努めております。
また、これらのリスクを含む、経営成績に影響を与えるすべての要因については、リスクマネジメント部門が主管する「リスクマネジメント委員会」において包括的に管理されております。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当連結会計年度は、中期経営計画「バリュークリエーション2020」の初年度であり、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、4つの重点経営課題等への取組みを進めてまいりました。また、当連結会計年度より、新たなグループ統一理念として「パンチスピリット」を定め、「チャレンジ」「創意工夫」「自由闊達」の3つをキーワードに、グループ全社員への浸透を図ってまいりましたが、引き続き、この統一理念の下、全員が自由闊達に失敗を恐れず挑戦し続ける企業風土の醸成に取組んでまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27063] S100AJI8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。