シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004VSX

有価証券報告書抜粋 ビオフェルミン製薬株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府や日銀による各種施策により、株高、円安が持続し、企業収益の好転、景気の緩やかな回復傾向がみられました。一方、個人消費は、消費税増税、物価上昇の影響などから、先行きに不透明さが残る状況で推移いたしました。
医薬品業界では、医療用医薬品において、昨年4月の薬価改定により長期収載品を中心に薬価が引き下げられたことに加え、同時に消費税増税が実施されたことから、前年度末の仮需の反動や、診療報酬改定による後発品の普及拡大への流れが加速したことにより、市場は縮小傾向となりました。
また、OTC医薬品においても、消費税増税の影響、健康食品や特定保健用食品など関連市場との競争激化などから厳しい状況ではありましたが、外国人観光客による消費増などの追い風に支えられ、市場はほぼ横ばいで推移いたしました。
このような状況のなか、当社においては、医療用医薬品のビオフェルミン錠剤が実質的な薬価引き下げの影響などから前期比4.1%減となりましたが、販売先の変更および大規模災害に備えたBCP(事業継続計画)として流通在庫の安定に努めたことにより、主力製品である大衆向けの新ビオフェルミンSが前期比7.8%増、ビオフェルミン下痢止めが前期比4.7%増と伸張し、その結果、売上高は108億4千5百万円(前期比3.0%増)と順調に推移いたしました。
一方、利益につきましては、培養棟に係る費用の増加があったものの、広告宣伝費などの減少により、営業利益が33億6千5百万円(前期比4.8%増)、経常利益が34億6千8百万円(前期比5.2%増)、更には税負担の軽減もあり、当期純利益が22億7千5百万円(前期比5.2%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ49億8千6百万円増加し、91億2千7百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、59億7百万円(前事業年度は27億2千3百万円の増加)となりました。
これは、販売先の変更に伴う売掛金回収期間の短縮により売上債権の減少が23億8千9百万円であったことや、税引前当期純利益が34億6千8百万円と好調であったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、2億3百万円(前事業年度は17億5千6百万円の減少)となりました。
これは、有形固定資産の取得によって3億9千9百万円の支出(前事業年度は23億5千1百万円の支出)があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は、7億1千7百万円(前事業年度は7億1千7百万円の減少)となりました。
これは、取締役会決議による配当金並びに中間配当金の支払が7億1千6百万円あったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00960] S1004VSX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。