シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C0A5

有価証券報告書抜粋 フィンテック グローバル株式会社 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループは、企業を支援するブティック型投資銀行として投資銀行業務と企業投資を中心に事業を展開し、企業のニーズに応える様々なソリューションを提供して成長をサポートするとともに、地域産業の振興・支援にも積極的に取り組んでおります。
当連結会計年度は、メッツァが2017年7月に着工し、ムーミンバレーパークの不動産証券化により資金調達を実行したことにより、メッツァ事業の課題であった資金調達は大きなポイントを通過しました。一方で、メッツァ事業に人的・資金的経営資源を集中させたことにより、投資銀行事業のアレンジメント業務受託は伸び悩み、新規投資が低調となるなど、影響が及ぶこととなりました。また、アセット投資案件の回収が次期に持越しとなったことや、ムーミンバレーパークの証券化における不動産譲渡(20億円)を会計上収益認識しなかったことなどにより、売上高は前期比4.1%減の7,182百万円となりました。営業損益は営業投資有価証券評価損等の評価性損失3.2億円や事業拡大による人件費増加、メッツァ事業の先行投資の影響により1,319百万円の営業損失(前連結会計年度は1,031百万円の損失)となりました。経常損失は為替差益64百万円の計上により1,341百万円(前連結会計年度は1,369百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は1,358百万円(前連結会計年度は1,384百万円の損失)となりました。

セグメント別の業績は下記①~⑤のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。なお当連結会計年度より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価するため、主に一般管理費の配賦基準等を見直し、報告セグメントの利益又は損失の算定方法を変更しております。このため、前連結会計年度との比較については、前連結会計年度の数値を変更後の測定方法により作成した数値で比較しております。
また、当連結会計年度に「公共コンサルティング事業」及び「エンタテインメント・サービス事業」を新設しており、前連結会計年度との比較については、前連結会計年度のセグメントを当連結会計年度のセグメントに組み替えて比較しております。当社グループの報告セグメント、主な事業内容及び主な連結会社は以下の通りとなっております。
報告セグメント主な事業内容主な連結会社
投資銀行事業○投資銀行業務
・ファイナンス・アレンジメント業務
・公共ファイナンス業務
・フィナンシャル・アドバイザリー業務
・アセットマネジメント業務
(不動産投資運用等)
・アセット投資

○企業投資
当社
フィンテックアセットマネジメント㈱
フィンテックグローバルトレーディング㈱
不動産事業・職域での福利厚生サービス
・不動産仲介
・不動産開発
・不動産販売
・不動産賃貸
ベターライフサポートホールディングス㈱
㈱ベルス
㈱ユニハウス
ベターライフハウス㈱
ベターライフプロパティ㈱
公共コンサルティング事業・財務書類作成支援、固定資産台帳整備支援
・公共施設等総合管理計画 策定支援業務
㈱パブリック・マネジメント・コンサルティング
エンタテインメント・サービス事業・テーマパークの開発、保有、管理、運営
・飲食・物販事業
㈱ムーミン物語
飯能地域資源利活用合同会社
虎ノ門ハム㈱

報告セグメントに含まれていない事業セグメントの主な事業内容及び主な連結会社は以下の通りであります。
主な事業内容主な連結会社
その他・コンピュータソフトウェアの研究、開発、製造及び販売㈱アダコテック



①投資銀行事業
投資銀行業務においては、不動産証券化のアレンジメント等の業務受託の売上高は前期より増加しましたが、伸び悩みました。証券化によるアセット投資回収案件が次期に持越しとなったことや、再生可能エネルギー発電関連案件が減少したことで、アセット投資回収は2件となり前期の9件から減少しました。
企業投資においては、ファンド投資において金銭請求債権の売却益183百万円がありましたが、減損等171百万円により売上総利益は48百万円に留まりました。また、自己投融資で営業投資有価証券評価損85百万円、貸倒引当金繰入額71百万円を計上しました。一方で、収益機会を得るための新規投資先については、高収益企業1社に対する25百万円に留まりました。
以上の結果、投資銀行事業の売上高は2,018百万円(前連結会計年度比18.8%減)、セグメント利益は80百万円(前連結会計年度比9.6%増)となりました。

②不動産事業
不動産事業は、住宅販売が前期比で減少したものの、不動産仲介及び不動産管理業務は順調に推移しました。不動産管理業務においては、当社グループ会社内で統合し新規購入により管理戸数を増加させるとともに、社宅業務を強化しました。福利厚生サービスについては提供先企業及び利用率の拡大策を展開し、新システムの構築を進めました。
以上の結果、不動産事業の売上高は4,713百万円(前連結会計年度比5.2%減)、セグメント利益は149百万円(前連結会計年度比43.7%増)となりました。
なお、当社は不動産事業の中間持株会社であるベターライフサポートホールディングス㈱について、当社保有の同社普通株式を、2017年10月31日付で全て譲渡しております。

③公共コンサルティング事業
公共コンサルティング事業は、2017年度を期限としてすべての地方公共団体に要請されている統一的な基準による財務書類作成についてコンサルティング業務受託が増加しました。また、市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討や公営企業会計適用等へのコンサルティング受託体制の整備を進めました。しかしながら、M&A後の営業体制整備が遅れたことにより売上は伸び悩みました。
以上の結果、公共コンサルティング事業の売上高は324百万円、セグメント損失は18百万円となりました。なお、当事業は当連結会計年度より開始したため、前連結会計年度との比較はしておりません。

④エンタテインメント・サービス事業
エンタテインメント・サービス事業では、㈱ムーミン物語がムーミンバレーパークの実施設計等の検討、ライセンサーとの調整、プロモーション活動等を進めました。
エンタテインメント・サービス事業の売上高は、飯能市ふるさと納税向けの商品供給増加や、虎ノ門ハム㈱の新規連結により135百万円(前連結会計年度比4,564.5%増)となりましたが、メッツァ開業準備の先行投資によりセグメント損失は328百万円(前連結会計年度は237百万円の損失)となりました。

⑤その他
㈱アダコテックは、インダストリアルIoT分野への適用が進むなど、大手企業を中心に多数の引合いをいただいております。
その他の売上高は33百万円(前連結会計年度比12.9%減)、セグメント損失は2百万円(前連結会計年度は3百万円の利益)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、2,969百万円(前連結会計年度末比729百万円増加)となりました。

①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動による資金の減少は1,153百万円(前連結会計年度は1,305百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失により1,371百万円、たな卸資産の増加により585百万円減少したものの、回収による売上債権の減少により160百万円、営業投資有価証券の減少により417百万円増加したことによるものです。

②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動による資金の減少は1,026百万円(前連結会計年度は302百万円の減少)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が588百万円、担保預金の差入による支出が400百万円となったことで減少したことによるものです。

③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動による資金の増加は2,937百万円(前連結会計年度は751百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出により137百万円減少したものの、短期借入金の純増減額が694百万円の増加となり、長期借入れによる収入により2,273百万円増加したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05492] S100C0A5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。