シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009XOB

有価証券報告書抜粋 フジコピアン株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善傾向など緩やかな回復基調が続いているものの、不安定な為替と株価の動向に加え、海外においては中国経済の減速や英国のEU離脱問題、米国大統領選挙の影響による金融市場の変動などにより、景気の先行きは引き続き不透明な状況で推移しました。
当グループを取り巻く事業環境は、主力のバーコード用リボン、修正テープの市場は底堅く推移しているものの、スマートフォン・タブレット端末等の電子材料分野向けを主とする機能性フィルム「FIXFILM」の市場においては、依然として厳しい販売・価格競争が続いております。
このような環境のなか、当グループは、創造型企業としての技術基盤をもとに、新製品の開発および新市場の開拓を重点課題とし、多様化・高度化する顧客のニーズに対応する開発に努めてまいりました。
また、バーコード用リボン、修正テープなどについては、国内外において積極的な拡販活動を展開してまいりました。
生産面におきましては、海外生産拠点であるエフシー ベトナム コーポレーション(当社子会社)の活用強化による生産効率化、グループ全体でのコスト削減の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。
この結果、連結売上高は、主力製品を中心に拡販に努めましたが、83億6千9百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
利益面におきましては、高付加価値製品の販売のほか、グループを挙げた生産の効率化によるコスト削減に努めた結果、営業利益は3億2千1百万円(前年同期比123.4%増)となりました。経常利益は急速な円高の進行による為替差損の計上があり、2億1千7百万円(前年同期比83.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は法人税等の計上などにより、1億8千4百万円(前年同期比11.4%減)となりました。
品目別売上高の状況は、次のとおりであります。
サーマルトランスファーメディアは、主力のバーコード用リボンを中心に拡販に努めた結果、44億2千5百万円(前年同期比1.6%増)となりました。
インパクトリボンは、市場の縮小傾向が続くなか、選択と集中にもとづく営業活動を展開しましたが、10億円(前年同期比16.2%減)となりました。
テープ類は、堅調な需要に支えられ、19億8千7百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
機能性フィルムは、電子材料分野を中心に拡販に努めましたが、販売・価格競争の激化により、2億1千6百万円(前年同期比41.3%減)となりました。
その他は、7億4千万円(前年同期比0.2%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の内部留保などにより、8億1千2百万円の収入となり、前年同期比では3億2千万円の収入の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入などがある一方で、有形固定資産の取得による支出などもあり、3億5千7百万円の支出となり、前年同期比では3億6千9百万円の支出の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済などにより7億5千4百万円の支出となり、前年同期比では16億1百万円の支出の増加となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、期首残高に比べ3億2千9百万円減少し、66億2千3百万円となりました。
今後につきましては、当グループはキャッシュ・フローの健全化の維持・改善に向け、収益性の向上、経営活動の効率化に取り組み、財務体質のさらなる強化を図ってまいります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02402] S1009XOB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。