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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YCS

有価証券報告書抜粋 ブルドックソース株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績


当連結会計年度におけるわが国経済は、政府と日銀の経済金融政策により、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き、全体としては緩やかな景気回復基調で推移しました。
しかしながら、中国に端を発する世界経済の下振れリスクや10月から12月の国内の経済成長率がマイナスに転じたことなど、経済環境は依然として不透明な状況となっております。また、個人消費の勢いも所得水準の伸び悩みや根強い節約志向により限定的なものとなっています。
このような環境下、当社グループは安全・安心・信頼できる企業として「幸福感を味わえる商品の提供」を経営理念に掲げ、主力商品であるソース類の価値向上と業務用市場における新規開拓を進めてまいりました。
ソース類事業の家庭用商品につきまして、ブルドックソースでは「ブルドック贅沢ブレンドウスターソース300ml」「ブルドック贅沢ブレンド中濃ソース300ml」「ブルドック贅沢ブレンドとんかつソース300ml」を8月より発売しました。野菜、果実、香味野菜などの材料にこだわった少し上質なソースです。また、ミラノ万博・日本館レストランでは「Premium Pork Cutlet TOKYO TONKATSU」と銘打ち、日本産の豚肉を使用したとんかつがメニューに加わり、当社とんかつソースを添えて提供されました。ミラノ万博にあわせてミラノ市内で開催された見本市「ジャパンサローネ」において箸で食べる和食とんかつ「東京とんかつ」を当社とんかつソースとともに試食提供し、ソースで食べる日本のとんかつの美味しさをミラノの方々に体験していただきました。今後も外国からの観光客の増加を見据えて「東京とんかつ」ととんかつソースの認知向上に努めてまいります。また、クッキングソースシリーズ品や野菜が恋するシリーズ品を発売し、新たな売場開拓および付加価値商品の開発にも挑戦しております。
イカリソースにおいては、9月に主力商品である「イカリウスターソース」、「イカリ中濃ソース」、「イカリとんかつソース」をリニューアルし、伝統の味にかつお節エキス、オイスターエキス、昆布等の旨味を増やし、着色料等食品添加物不使用に加え、アレルギー物質27品目も不使用の品質といたしました。さらに、8月に主菜にも副菜にも使え、作れる調味たれとして「イカリゆずのポンたれ220」、「イカリ怪味鶏のたれ225」を発売し、2月には豊かな風味で味わい深い「野菜のドレス醤油ごま200」、野菜を食べやすくするベーコン風味の「野菜のドレスイタリアンベーコン風味200」を発売しました。
また、業務用商品につきまして、ブルドックソースでは「ブルドックデリカ用とんかつソース甘口1,190g」と「ブルドック万能あわびの肝海鮮塩だれ1,050g」を発売し、既存の業務用ソース1Lシリーズのラインナップを拡充しました。さらに、業務用プライベートブランド商品を中心に外食産業のユーザーや中食・惣菜・加工用ユーザー等に対する新規メニュー提案や新規顧客開拓を積極的に行い、売上は順調に推移しました。
イカリソースにおいても、引き続き「地元関西の味」をベースにしたメニュー提案を行い、新規の顧客開拓に努めるとともに認知度の拡大をいたしました。
一方で、円安等により輸入原材料価格の高騰が続いたことにより、当社グループではその他コストの削減、業務の効率化に最大限取り組んできましたが、企業努力だけではコスト増を吸収することが困難と判断し、ブルドックソースの商品につきましては8月より、イカリソースの商品につきましては9月より価格改定させていただきました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は166億6千6百万円(前連結会計年度比1.3%増)となりました。利益面につきましては原材料価格の上昇を価格改定で吸収できず、営業利益は7億8千1百万円(前連結会計年度比3.9%減)となりましたが、経常利益は投資有価証券売却益などにより11億1百万円(前連結会計年度比1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億2千8百万円(前連結会計年度比10.0%増)となりました。



(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3千万円減少し、当連結会計年度末は40億9千4百万円となりました。
当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、9億2千万円の収入(前連結会計年度は、12億2千5百万円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益10億2千1百万円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6億1千7百万円の支出(前連結会計年度は、4億8千3百万円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の売却等による収入7億1千3百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出4億9千2百万円や投資有価証券の取得による支出8億2千3百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3億3千3百万円の支出(前連結会計年度は、1億2千1百万円の支出)となりました。
これは主に、長期借入による収入2億円がありましたが、配当金の支払額2億3千9百万円及び長期借入金の返済による支出2億7千9百万円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00466] S1007YCS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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