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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANE5

有価証券報告書抜粋 プリマハム株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、受取返戻金等の計上基準の変更を行っており、遡及処理の内容を反映させた数値で前連結会計年度との比較を行っております。

(1) 業績

◆当期の概況について
当連結会計年度のわが国経済は、政府の経済政策による雇用環境の改善や11月以降の円安・株高から、緩やかながら景気の回復基調は見られるものの、ここに来て人手不足による人件費の上昇や営業縮小への懸念等が、企業心理に影を落としている状況にあります。さらに原油高、円安の影響により食料品や日用品の値上が想定され、家計の節約志向は強く、厳しい状況が続いています。
また、世界経済の先行き不透明な部分が多く、企業にとっては不確実性への警戒感から経営環境の激変などに直面しながらの難しい舵取りを迫られる、予断を許さない状況が続いています。
当業界におきましては、11月中旬までの円高により輸入原材料や輸入商品等の調達に関しては安定していたものの、景気動向から消費者の低価格志向が再燃、あわせて将来不安から必要以外のものは購入しない節約志向の傾向が強くなるとともに、企業間の競争も激化し、事業環境は厳しいものとなりました。
このような状況のなか、当社グループは「健康で豊かな食生活を創造するために安全・安心な商品を提供し、社会と食文化の発展に貢献していく」という基本的な考えのもと、中期経営計画の目標の達成に向けて、「事業領域の拡大と収益基盤の更なる強化」と「成長市場に向けた事業創造とグローバル展開」を基本方針と位置づけ、諸施策を講じてまいりました。

◆業 績
結果、売上高は3,633億36百万円(前期比0.6%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は155億65百万円(前期比88.7%増)、経常利益は161億2百万円(前期比83.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は100億9百万円(前期比55.7%増)となりました。

◆セグメント別概況
当社グループは当連結会計年度より、第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)の「1 報告セグメントの概要 (3)報告セグメントの変更等に関する事項」及び「2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法」に記載の通り、(組織再編に伴うセグメント区分の変更)及び(セグメント利益又は損失の測定方法の変更)を行っております。また、前期比および前期差は、前期を新事業区分に組み替えて計算しております。


① ハム・ソーセージ部門
「香薫あらびきポークウインナー」をはじめとする重点商品を中心とした販売活動や東京ディズニーランド®貸切プレシャスナイトへのご招待キャンペーンやハッピーハロウィーンキャンペーンなどの数々のキャンペーンの展開は、販売数量拡大に大きく貢献しました。生産面においては、改革・改善を継続実施し、人時生産性向上やユーティリティーコスト削減などを推進し、コスト競争力も着実に高めてまいりました。
また、昨年6月より稼動を開始した茨城工場新ウインナープラントは、計画通り秋の最需要期の数量を取り込み、好調に推移しました。さらに、環境面においては大幅な省エネルギー化等により、環境に配慮したクリーンな生産環境の実現に貢献しました。
ハム・ソーセージ部門においては、業務用商品は企業間競争の激化から昨年を捉えることが出来ませんでしたが、コンシューマー商品は好調に推移し、全体としては、売上高、販売数量ともに昨年を上回りシェアを伸ばすことができました。
② 加工食品部門
コンシューマー商品では「サラダチキン」や「スパイシースティック」、「絶品点心春巻」などの商品を拡販するとともに、コンビニエンスストアを中心にPB商品についても積極的販売に取り組みました。
コンビニエンスストア向けのベンダー事業については、得意先様の出店増を背景に売上が拡大するとともに、利益面においても原材料価格の安定や生産性の向上により、収益が拡大しました。

結果、売上高は2,451億4百万円(前期比2.3%増)となり、セグメント利益は144億93百万円(前期比38.9%増)となりました。


国際的な仕入れ競争激化により、食肉の仕入れ環境は極めて厳しいものとなりましたが、「オレガノビーフ」や「ハーブ三元豚」などのオリジナルブランド商品の拡販や得意先の新規・深耕開拓を積極的に行い、販路の拡大に努めました。また、昨年度に評価損を発生させた輸入冷凍牛肉の在庫消化問題も解消したことから、収益面は大きく改善し、販売数量も昨年を捉えることができましたが、販売単価の下落から、売上高は昨年を大きく下回る厳しい状況となりました。
結果、売上高は1,179億36百万円(前期比2.8%減)となり、セグメント利益は8億74百万円(前期はセグメント損失22億89百万円)となりました。



その他事業(情報処理等)の売上高は2億94百万円(前期比2.3%増)となり、セグメント利益は1億98百万円(前期より99百万円の増加)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ125億41百万円増加(前連結会計年度末は19億39百万円の増加)し194億68百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは260億3百万円のネット入金(前連結会計年度は52億9百万円のネット入金)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益153億37百万円、減価償却費70億1百万円の計上、たな卸資産64億29百万円の減少、仕入債務21億75百万円の増加、売上債権16億32百万円の増加、法人税等の支払33億73百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは147億90百万円のネット支払(前連結会計年度は126億17百万円のネット支払)となりました。主な要因は、新工場設備投資、生産設備更新、生産性向上および品質安定を目的とした有形固定資産の取得による支出133億5百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは13億35百万円のネット入金(前連結会計年度は93億47百万円のネット入金)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入90億円、短期借入金35億50百万円の減少、長期借入金の返済による支出22億93百万円、配当金の支払10億4百万円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00335] S100ANE5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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