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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009IRR

有価証券報告書抜粋 ベルグアース株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年10月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的な判断に基づき会計上の見積りを行っております。この連結財務諸表の作成にあたり重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。

(2) 財政状態の分析

流動資産は、前連結会計年度末と比べ471,329千円(22.1%)減少の1,662,808千円となりました。これは、現金及び預金が501,132千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ203,261千円(10.9%)増加の2,064,351千円となりました。これは、育苗施設の新設等により有形固定資産が195,666千円増加したこと等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ265,990千円(16.1%)減少の1,381,732千円となりました。これは、短期借入金が100,000千円、1年内返済予定の長期借入金が26,870千円それぞれ増加した一方で、支払手形及び買掛金が134,272千円、未払金が27,907千円、前受金が195,224千円それぞれ減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度と比べ48,777千円(5.0%)減少の929,467千円となりました。これは、繰延税金負債が73,986千円、資産除去債務が30,177千円それぞれ増加した一方で、長期借入金が156,499千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ46,699千円(3.4%)増加の1,415,959千円となりました。

(3) 経営成績の分析

① 売上高

当連結会計年度における売上高は4,395,994千円(前期比3.9%増)となりました。詳細につきましては「第2 事業の状況 1業績等の概要」をご参照ください。

② 売上原価

当連結会計年度における売上原価は3,437,098千円(前期比7.9%増)となりました。この結果、売上総利益は958,895千円(前期比8.5%減)となりました。

③ 販売費及び一般管理費

当連結会計年度における販売費及び一般管理費は1,057,314千円(前期比6.6%増)となりました。この結果、営業損失は98,418千円(前期は営業利益55,436千円)となりました。

④ 営業外損益

当連結会計年度における営業外収益は受取手数料3,936千円、補助金収入12,123千円等により21,289千円となりました。営業外費用は支払利息5,542千円、持分法による投資損失8,887千円等により14,475千円となりました。この結果、経常損失は91,604千円となりました。

⑤ 特別損益
当連結会計年度における特別利益は補助金収入243,500千円となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は151,895千円(前期比133.3%増)となりました。

⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における税効果会計適用後の法人税等合計は86,258千円(前期比135.1%増)、非支配株主に帰属する当期純利益は51,655千円(前期は非支配株主に帰属する当期純損失4,901千円)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は13,981千円(前期比58.0%減)となりました。


(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ509,532千円(54.7%)減少の421,706千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△48,520千円(前連結会計年度は543,104千円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益151,895千円、減価償却費214,077千円、補助金収入△255,623千円、仕入債務の増減額△134,272千円、補助金の受取額59,019千円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△416,227千円と前連結会計年度と比べ支出が25,155千円(6.4%)の増加となりました。これは、有形固定資産の取得による支出△384,296千円、投資有価証券の取得による支出△20,000千円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△42,490千円(前連結会計年度は488,631千円の収入)となりました。これは、短期借入れによる収入596,100千円、短期借入金の返済による支出△496,100千円、長期借入れによる収入100,000千円、長期借入金の返済による支出△229,629千円等によるものであります。

(5) 経営戦略の現状と見通し

① 全国農場展開
当社は、野菜苗マーケットのシェア拡大策として、全国各地の需要地に向けた直営農場及びパートナー農場の展開を積極的に進めてまいります。具体的には、各産地・地域の個別ニーズに合わせた生産農場を展開し、全国同一の生産体制から、地域密着型の個別農場展開を進めることによって、各地域にきめ細かく対応しシェア拡大を目指してまいります。注力するエリアとしましては、引き続き需要の高い関東・九州エリアに向けた直営農場の増床とパートナー農場の開拓を進め、産地需要・家庭園芸需要の取り込みと、潜在顧客の開拓を加速させてまいります。

② 商品戦略
主力商品である野菜の接ぎ木苗では、ベースとなる一般商品の拡大とともに営利生産者の課題可決に繋がる独自商品の販売拡大を目指しており、苗に更なる機能を付与した付加価値の高い商品展開を実現するために、研究機関・大学・異業種との積極的な研究・開発を行ってまいります。一方の一般家庭園芸向け商品としましては、収穫の喜び、選ぶ楽しみ、家族で作る幸せ、新しい発見など、家庭園芸の魅力を伝えられる商品展開を進めており、種子メーカーやホームセンターと連携した商品提案を展開してまいります。また、商品展開の裾野を広げるため、接ぎ木苗に依存しない商品の拡大も目指しており、接ぎ木技術を必要とする果菜類に留まらず、野菜・果物全般にわたった商品提案を進めてまいります。

③ 多角化
ファンガーデン株式会社を設立し、野菜苗・花苗を中心とした利益率の高い園芸商材を直売し、小規模農家にも提案可能な園芸店をオープンしております。ユーザーに直接提案できるメリットを最大限に活かし、より一般家庭園芸目線の商品開発や、小規模農家への多彩な商品供給など、コンシューマーから小規模兼業農家の要望にワンストップで応えられる園芸店を目指してまいります。

④ グローバル化
成長産業化を見据えた展開としてグローバル化は必須と考え、巨大マーケットである中国市場へ進出致しました。中国では5ヵ年の重点政策の中で農業近代化を掲げており、国民の食の安全・環境意識の高まりもあり、海外の先進的な農業技術、特に日本の安心安全を担保する農業生産に高い注目が集まっております。当社グループとしても、中国国内の日本式ニーズの需要を取り込むため、先進的な育苗技術と植物工場技術を中心に、種苗から農産物生産にわたる事業展開を推し進めていく予定であります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25969] S1009IRR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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