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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009IRR

有価証券報告書抜粋 ベルグアース株式会社 業績等の概要 (2016年10月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国の農業を取り巻く環境は、国内市場の縮小、農業従事者の高齢化及び後継者不足、耕作放棄地の拡大等、厳しい状況が続いております。一方、国は農業者の所得向上と農業の成長産業化を実現するために、6次産業化の推進、農産物の輸出拡大、異業種による農業参入、農業経営の大規模化等の政策目標を設定し様々な施策を実行に移すなど、徐々にではありますが国を挙げての農業改革が進められております。
このような農業環境のもと、当社グループは、福島県川俣町並びに高知県四万十町にそれぞれ農場を新設し、引き続き野菜苗市場におけるシェアの拡大並びに生産性及び品質の向上に努めてまいりました。また、海外事業及び園芸小売事業等の新規事業につきましても積極的に進めており、事業のグローバル化及び多角化による企業価値の向上に努めてまいりました。
損益面におきましては、農場の新設に伴い減価償却費や人件費等の製造費用が増加したことに加え、東日本、西日本事業部体制強化に伴い間接部門の人件費等が増加するなど営業利益面で厳しい状況となりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,395,994千円(前期比3.9%増)、営業損失98,418千円(前期は営業利益55,436千円)、経常損失91,604千円(前期は経常利益57,057千円)、親会社株主に帰属する当期純利益13,981千円(前期比58.0%減)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
① 野菜苗生産販売事業
当事業部門におきましては、農場の新設に伴い生産能力が拡大したことに加え、繁忙期にはパートナー農場(委託先)での生産拡大等により野菜苗の受注拡大を継続して進めてまいりました。
一方、損益面におきまして、農場の新設に伴い減価償却費や人件費等の製造費用が増加したことに加え、東日本、西日本事業部体制強化に伴い間接部門の人件費等が増加するなど厳しい状況となりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,113,772千円(前期比5.0%増)、セグメント利益(営業利益)281,321千円(前期比33.5%減)となりました。

品目分類別の売上高は次のとおりであります。
品目分類売上高 (千円)前期比 (%)
トマト苗1,954,570103.9
キュウリ苗1,126,062105.3
ナス苗367,751103.0
スイカ苗230,668107.7
メロン苗165,854111.9
ピーマン類苗 (注)133,481127.0
その他135,38495.0
合 計4,113,772105.0

(注) ピーマン類として、ピーマン・パプリカ・シシトウ・トウガラシをまとめて表示しています。


規格分類別の売上高は次のとおりであります。
規格分類売上高 (千円)前期比 (%)
ポット苗(7.5㎝~15㎝)2,151,889107.2
当社オリジナル(アースストレート苗、ヌードメイク苗、e苗シリーズ等)1,227,322104.4
セル苗(288穴~72穴)703,58599.4
その他30,974123.0
合 計4,113,772105.0

(注) ポット苗は、ポリエチレンのポット(ポリ鉢)で育苗した一般的な苗であり、ポットのサイズが大きくなると苗のサイズも大きくなります。セル苗は、小さな穴が連結した容器(セルトレー)で育苗した苗であり、穴数が増えると苗のサイズが小さくなります。

納品地域分類別の売上高は次のとおりであります。
納品地域分類売上高 (千円)前期比 (%)
北海道・東北517,587101.3
関東1,411,609106.2
中部・甲信越・北陸674,028103.9
近畿・中国491,560102.5
四国364,865103.2
九州・沖縄654,120110.0
合 計4,113,772105.0


② 流通事業
農業資材部門につきましては、培養土等の生産資材を主力商品として販売した結果、売上高は81,188千円(前期比5.9%減)となりました。農産物部門につきましては、取扱商品や取引条件の見直し等に注力した結果、売上高は28,439千円(前期比47.9%減)となりました。コンビニエンスストア部門の売上高は150,772千円(前期比2.7%減)となりました。
この結果、当連結会計年度における流通事業の業績は、売上高260,400千円(前期比12.0%減)、セグメント損失(営業損失)15,613千円(前期はセグメント損失29,287千円)となりました。

③ 海外事業
当事業部門におきましては、中国山東省にて野菜苗及び花苗の生産、鉢花(シクラメン)の生産、トマト等の青果物の生産を中心とした施設園芸を展開しております。
当連結会計年度の業績は野菜苗及びシクラメンの生産量が増加した結果、売上高21,820千円(前期比17.2%増)、セグメント損失(営業損失)9,094千円(前期はセグメント損失13,498千円)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ509,532千円(54.7%)減少の421,706千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△48,520千円(前連結会計年度は543,104千円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益151,895千円、減価償却費214,077千円、補助金収入△255,623千円、仕入債務の増減額△134,272千円、補助金の受取額59,019千円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△416,227千円と前連結会計年度と比べ支出が25,155千円(6.4%)の増加となりました。これは、有形固定資産の取得による支出△384,296千円、投資有価証券の取得による支出△20,000千円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△42,490千円(前連結会計年度は488,631千円の収入)となりました。これは、短期借入れによる収入596,100千円、短期借入金の返済による支出△496,100千円、長期借入れによる収入100,000千円、長期借入金の返済による支出△229,629千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25969] S1009IRR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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