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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C6N1

有価証券報告書抜粋 ベルグアース株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年10月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的な判断に基づき会計上の見積りを行っております。この連結財務諸表の作成にあたり重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。

(2) 財政状態の分析

流動資産は、前連結会計年度末と比べ6,019千円(0.4%)増加の1,668,827千円となりました。これは、受取手形及び売掛金が38,889千円、商品及び製品が21,307千円それぞれ増加した一方で、未収消費税等が35,603千円、未収法人税等が13,125千円、現金及び預金が10,446千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ92,361千円(4.5%)減少の1,971,990千円となりました。これは、茨城農場の育苗施設新設工事により建設仮勘定が59,040千円増加した一方で、有形固定資産の減価償却が進んだことにより、196,181千円減少したこと等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ131,753千円(9.5%)増加の1,513,485千円となりました。これは、短期借入金が70,000千円、未払金24,307千円、支払手形及び買掛金20,444千円それぞれ増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度と比べ131,259千円(14.1%)減少の798,208千円となりました。これは長期借入金が137,132千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ86,836千円(6.1%)減少の1,329,123千円となりました。これは、利益剰余金が81,876千円減少したこと等によるものであります。

(3) 経営成績の分析

① 売上高

当連結会計年度における売上高は4,623,167千円(前期比5.2%増)となりました。詳細につきましては「第2 事業の状況 1業績等の概要」をご参照ください。

② 売上原価

当連結会計年度における売上原価は3,554,878千円(前期比3.4%増)となりました。この結果、売上総利益は1,068,289千円(前期比11.4%増)となりました。

③ 販売費及び一般管理費

当連結会計年度における販売費及び一般管理費は1,127,464千円(前期比6.6%増)となりました。この結果、営業損失は59,175千円(前期は営業損失98,418千円)となりました。

④ 営業外損益

当連結会計年度における営業外収益は受取手数料2,752千円、補助金収入17,450千円等により24,422千円となりました。営業外費用は支払利息4,851千円、持分法による投資損失30,904千円等により36,658千円となりました。この結果、経常損失は71,410千円(前期は経常損失91,604千円)となりました。

⑤ 特別損益
当連結会計年度における特別損失は有形固定資産除却損3,018千円、投資有価証券評価損14,057千円等により17,356千円となりました。この結果、税金等調整前当期純損失は88,767千円(前期は税金等調整前当期純利益151,895千円)となりました。

⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における税効果会計適用後の法人税等合計は△10,314千円(前期は86,258千円)、非支配株主に帰属する当期純損失は9,273千円(前期は非支配株主に帰属する当期純利益51,655千円)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は69,178千円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益13,981千円)となりました。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ2,046千円(0.5%)減少の419,659千円となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

(5) 継続企業の前提に関する事項について

当社グループは、国内市場の縮小、農業従事者の高齢化及び後継者不足など厳しい状況が続く環境の中で事業拡大に向けて、積極的に国内設備投資や研究技術開発を行い、海外事業も積極的に推進しております。その結果、これらの先行投資により、継続的に営業損失が発生しており継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。当社グループは、これらの事象等を解消するために以下の事項に取組んでまいります。
① 苗事業の売上拡大及び収益性の改善
・値上げを含む苗単価の見直しによる利益率の改善
・自社農場、パートナー農場を生かした産地営業強化及び販路拡大と効率的な運営による生産性の向上
・研究・技術開発を中心にした新商品の開発、生産工程の改善の推進による生産性の向上
・全社的な苗品質の見直しによる安定した品質の確保
② 苗事業拡大における設備投資の在り方の見直し
・自社農場の増設、他企業との連携による農場展開及び優良パートナー農場の開拓のバランスを整えることでの設備投資負担の軽減
・効率化につながる機械装置、設備の改善及び導入
・野菜以外の苗事業による設備や人員の稼働率の向上
③ 流通事業における事業内容の見直しと販売強化
・コンビニエンスストア事業の撤退による収益性の改善
・青果物の仕入販売取引の見直し、専門業者との連携強化による苗事業や資材の販売事業における付加価値の向上
・農業生産者及び園芸愛好家向けの種子や資材の販売強化
④ コスト削減策
・間接経費の見直し及び削減
・品質向上を前提とした生産資材や生産工程の見直しによる製造経費の削減
・子会社である株式会社むさしのタネでの、コスト削減につながる優良品種の開発
⑤ 海外事業の推進
・開発拠点の子会社である青島芽福陽園芸有限公司を通じ、本格的な苗事業による収益の向上
・種子や農業資材等の輸出入による収益の確保
⑥ 関連会社との連携
・ファンガーデン株式会社の早期黒字化による収益の確保
・ベルグアースグループとファンガーデン株式会社との更なるシナジー効果の推進
以上の具体的な対応策を実施することにより、収益力の回復および経営基盤の強化を図り、当該事象等の改善に努めており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、連結財務諸表への注記は記載しておりません。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25969] S100C6N1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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