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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003P95

有価証券報告書抜粋 ホウライ株式会社 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府、日銀の経済・金融政策を背景に、為替は円安傾向が継続し、企業収益や雇用情勢は改善基調で推移する等、緩やかながら景気の回復基調が続きました。しかしながら消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の長期化、円安に伴う輸入価格の上昇や海外景気の下振れによる国内景気への影響等、先行き不透明な状況が続いています。
このような環境下、当社は各事業がそれぞれの特性に応じた施策の展開に努め、利益水準の回復を目指しました。営業収益は、乳業事業は前期を上回りましたが、その他の各事業は前期を下回り、全体では前期比減収となりました。営業原価は、保険、不動産、ゴルフの各事業が前期を下回りましたが全体では前期を上回りました。一般管理費は前期を下回りましたが、減収・原価増をカバーするまでには至らず、営業利益は前期比減益となりました。
この結果、当事業年度の経営成績は、営業収益が5,043百万円(前期比5百万円減)、営業原価は4,247百万円(前期比23百万円増)、一般管理費は536百万円(前期比18百万円減)となり、営業利益は259百万円(前期比11百万円減)となりました。
経常利益は、ゴルフ会員権の消却益507百万円(前期比273百万円減)等により821百万円(前期比214百万円減)となりました。
風評被害等に対する東京電力株式会社からの補償金124百万円を特別利益に計上し、当期純利益は630百万円(前期比152百万円減)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
① 保険事業
損害保険分野は、前期獲得の長期保険の反落を更改契約の高付加価値化等でカバーし前期を上回りましたが、生命保険分野は、第三分野の減収を主因に前期を下回り、営業収益は1,005百万円(前期比5百万円減)となりました。効率的な業務運営に努めた結果人件費が前期を下回ったことを主因に営業原価は前期比減少し、営業利益は357百万円(前期比9百万円増)となりました。
② 不動産事業
銀座ホウライビル、新宿ホウライビルは新規入居等により賃貸収入は前期を上回りましたが、さくら堀留ビルは前期退室の後継テナント入居に時間を要し賃貸収入は前期を下回ったことから、営業収益は1,611百万円(前期比0百万円減)となりました。水道光熱費の増加や、池袋室町ビル、銀座ホウライビルのビルグレード向上のための改修工事等を主因として修繕費は増加しましたが、減価償却費の減少等により営業原価は前期比減少し、営業利益は597百万円(前期比4百万円増)となりました。
③ 乳業事業
ヨーグルトは新商品「豊潤」「贅沢クリームヨーグルト」の寄与等により、ギフトとともに売上は前期を上回り、仕入れ商品、生乳の増収とも相俟って、牛乳、アイスクリームの減収をカバーし、営業収益は822百万円(前期比25百万円増)となりました。製造原価は前期比減少しましたが、新商品の広告宣伝費、増収に伴う運賃等の経費増や仕入原価増を主因に営業原価は前期比増加し、営業損失は136百万円(前期比10百万円の悪化)となりました。
④ 観光事業
恒例となりました「那須野ケ原うんまいもんフェスティバル」の開催や「巨大トウモロコシ迷路」の拡充に加え、体験参加型アトラクション「リアル宝探し」、開業当時を再現した屋外「レトロバーベキュー」等の新企画・施設の充実を図り好評を得ましたが、天候不順(特に休日)の影響等もあり来場者数は前年を下回りました。営業収益は、売店の売上減少を主因に940百万円(前期比21百万円減)、営業原価は、施設のリニューアルに伴う修繕費や、新企画導入のための販促費の増加等を主因に前期を上回り、営業利益は83百万円(前期比35百万円減)となりました。
⑤ ゴルフ事業
HPからのプレー予約開始や宿泊パックの充実等を図るとともに、コンペ誘致のチャネル開拓等に努める一方、予約システム・設備の更新等グレードの向上と効率運営に取組みました。プレー単価は前期を上回りましたが、天候影響等もあり来場客数は前期を下回り、営業収益は664百万円(前期比4百万円減)となりました。営業原価は、人件費の減少を主因に前期を下回り、営業損失は106百万円(前期比2百万円の改善)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前期比855百万円増加し、2,202百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税引前当期純利益931百万円を主因に932百万円の収入(前期は922百万円の支出)となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得264百万円等の支出がありましたが、保険積立金の払戻626百万円の収入等を主因に371百万円の収入(前期は135百万円の支出)となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、ゴルフ会員権買取269百万円、社債の償還98百万円、配当金の支払い69百万円等を主因に448百万円の支出(前期は428百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04691] S1003P95)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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