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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081A6

有価証券報告書抜粋 マーチャント・バンカーズ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業 績
当連結会計年度(以下「当期」)の我が国経済は、企業収益や雇用情勢の底堅い動きなどにより、緩やかな回復基調が続いております。先行きについては、回復傾向が続くことが期待されるものの、中国の成長鈍化や金融資本市場の変動の影響により、景気が下押しされるリスクが考えられます。当社グループの主要な事業領域についてみると、国内の不動産市場、ホテル・レジャー市場、企業の設備投資需要はいずれも、金融緩和や円安の影響などにより、堅調に推移しております。
このような経済状況のもと、当期の当社グループは、賃貸用不動産の売却及び新規取得、ホテル等の既存店舗の採算向上、新規店舗の販促活動、並びに食品製造機械の生産・受注活動など、経常的な収益力を強化するための取り組みを積極的に進めてまいりました。
以上の結果、当期の当社グループの業績は、所有不動産の売却、不動産賃貸収入の増加、店舗数の増加などにより、売上高3,423百万円(前年同期比28.2%増)の増収となりました。
利益水準については、不動産売却益が大きく貢献したほか、賃料収益やホテル等事業全般が好調に推移した結果、営業利益70百万円(前年同期は営業損失189百万円)、経常利益37百万円(前年同期は経常損失208百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益12百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失646百万円)となり、前年同期の大幅な損失から好転し、各段階利益の黒字を確保いたしました。
なお、当社は、2015年9月8日開催の取締役会において、第三者割当増資(払込金額540百万円)の実施を決議し、同9月30日開催の臨時株主総会における特別決議による承認を経て、同10月5日に払込が完了しております。

報告セグメントごとの業績は、次の通りであります。

(マーチャント・バンキング事業)
当社グループは、当事業部門におきまして、主に国内外の企業及び不動産向けの投資事業を営んでおります。
当期においては、2016年3月に、札幌市内の賃貸用マンション2棟を売却し、売却益計104百万円を計上いたしました。
また、2015年8月に名古屋市内の賃貸用マンション(年間賃料収入24百万円程度)を、2016年3月に札幌市内の賃貸用マンション(年間賃料収入20百万円程度)を新たに取得し、取得経費15百万円があったものの、当期の不動産賃貸収益は117百万円(前年同期は64百万円)と前期比増加いたしました。
一方で、販売用不動産の評価損53百万円を計上いたしました。
これらの結果、当期の当事業部門は、売上高896百万円(前年同期比178.8%増)、セグメント利益138百万円(前年同期はセグメント損失59百万円)の大幅な増収、増益となりました

(オペレーション事業)
当社グループは、当社及び株式会社ホテルシステム二十一(連結子会社)において、宿泊施設、ボウリング場及びインターネットカフェ店舗の運営、並びに給食業務の受託を行っております。
当期は、2015年3月にインターネットカフェ店舗を新規開業した影響により、売上高2,154百万円(前年同期比7.3%増)のやや増収となりました。
損益については、インターネットカフェ店舗の立ち上げに伴う損失があったものの、ホテル、旅館部門の業績が好調であったことから、セグメント利益62百万円(前年同期はセグメント利益1百万円)の増益となりました。
なお、「国民宿舎マリンテラスあしや」(福岡県遠賀郡)は、契約期間満了のため、2016年3月末をもって、他社に営業を引き継ぎ、当社による営業を終了いたしました。

(マニュファクチュアリング事業)
当社グループは、連結子会社である旭工業株式会社(東京都青梅市)において、食品製造機械の製造、販売を行っております。
当期は、6件の納品を完了し、保守による収入も堅調に推移しましたが、次期以降に納品する製品の受注・生産活動に注力したことなどから、売上高371百万円(前年同期比8.8%増)、セグメント利益10百万円(前年同期比50.5%減)の増収、減益となりました。
なお、当事業部門は、受注規模や検収時期により四半期ごとの損益の変動はありますが、次期に向けての生産活動及び受注活動は足下で順調に推移しております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて658百万円増加し、当連結会計年度末には1,238百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは792百万円の収入(前年同期比418.0%増)となりました。
収支の主な内訳は、たな卸資産の減少531百万円、未払消費税の増加等が含まれるその他206百万円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは527百万円の支出(前年同期比62.9%減)となりました。
収支の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出602百万円、投資有価証券の清算による収入70百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは393百万円の収入(前年同期比34.1%減)となりました。
収支の主な内訳は、株式の発行による収入532百万円、長期借入金の返済による支出490百万円、長期借入れによる収入523百万円、短期借入金の減少150百万円などであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00545] S10081A6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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