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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009Z6Y

有価証券報告書抜粋 ミヨシ油脂株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府や日銀による経済・金融政策等を背景に雇用情勢や所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移したものの、個人消費の伸び悩みや新興国の景気減速、英国のEU離脱問題等の影響により、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
当油脂加工業界におきましては、緩やかな需要の回復は見られるものの、生活必需品に対する節約志向や低価格志向は継続しており、依然として厳しい経営環境で推移しました。
このような状況のなかで当社グループは、既存製品の品質向上と市場ニーズに即応した高付加価値製品の開発を通じて、お客様に満足いただける製品の提供に努めるとともに、きめ細かな営業活動を行い、新たな市場開拓と用途開拓に取り組みました。また、安全、安心を第一に、積極的に設備投資を行い品質管理レベルの向上に努める一方で、生産体制の効率化等のコスト削減を推し進め、利益の改善に努めました。
この結果、売上高は459億1千9百万円(前連結会計年度比1.4%増)、営業利益は12億7千4百万円(前連結会計年度比127.1%増)、経常利益は13億9千1百万円(前連結会計年度比83.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、厚生年金基金解散損失引当金繰入額5億3千2百万円および退職給付制度改定損3億8千2百万円を特別損失として計上しました結果、4億7千1百万円(前連結会計年度比30.9%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

≪食品事業≫
食品事業につきましては、主要販売先である製パン業界、製菓業界、即席麺業界において需要が比較的堅調に推移しましたが、低価格志向の継続と油脂原料価格の上昇により厳しい環境で推移しました。
このような状況のなか、主力のマーガリン、ショートニングを中心に利益確保を最優先とした販売活動に取り組むとともに、粉末油脂等の高付加価値製品の拡販に努めました。更に、技術開発力の強化に努め、機能性を追求した新製品を開発するとともに、各種展示会に出展し、新規市場や新規顧客開拓に努めました。また、「AIB国際検査統合基準」に基づいた品質管理体制を全ての食品工場で徹底し、製品の品質向上と安全性確保に努めました。
その結果、売上高は330億5千9百万円(前連結会計年度比1.5%増)、営業利益は10億2千2百万円(前連結会計年度比42.0%増)となりました。

≪油化事業≫
工業用油脂製品につきましては、主要需要先である合成樹脂、界面活性剤、塗料、ゴム等の業界において海外景気減速の影響を受け厳しい状況のなか、付加価値の高い脂肪酸およびグリセリンの拡販に努めました。
界面活性剤関連製品につきましては、香粧品分野のトイレタリー原料基剤の販売が伸び悩みましたが、紙・パルプ分野の家庭紙用薬剤は、顧客の製品リニューアル等に伴い伸長し、環境改善関連製品につきましても、当連結会計年度より販売を再開したピペラジン系の飛灰用重金属処理剤が順調に推移しました。
その結果、売上高は127億1千7百万円(前連結会計年度比1.5%増)、営業利益は1億8千8百万円(前連結会計年度は営業損失2億2千4百万円)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ資金は6億7千2百万円減少し、39億7千万円となりました。
営業活動の結果、資金は18億4千5百万円増加(前連結会計年度は16億9千2百万円増加)しました。
投資活動の結果、資金は15億2千5百万円減少(前連結会計年度は29億2千7百万円減少)しました。
財務活動の結果、資金は9億9千1百万円減少(前連結会計年度は8億1千3百万円増加)しました。

なお、キャッシュ・フローの詳細については、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① キャッシュ・フロー」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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