シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AM6W

有価証券報告書抜粋 モリ工業株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策により雇用環境は改善し、景気は緩やかな回復基調にあります。しかしながら海外情勢につきましては、先行き不透明感が強いため充分な注意が必要と思われます。
当社グループの属しております鉄鋼業界は、各種原材料の値上がりにより各メーカーの値上げ表明が続いておりますが、末端への浸透までには至っていないのが現状です。
このような状況下におきまして、当社グループの当連結会計年度における売上高は390億42百万円(前連結会計年度比1.0%減)となりました。数量は増加したものの製品価格の値下がりにより売上高は減収となっております。また収益面におきましては、製品価格と材料価格の値差の拡大、生産量増加による生産コストの低減、在庫評価損の縮小等により、営業利益は41億25百万円(前連結会計年度比82.4%増)、経常利益は42億76百万円(前連結会計年度比91.0%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、役員退職慰労金及びインドネシア子会社の減損損失の発生により22億22百万円(前連結会計年度比25.3%増)となりました。
インドネシアは景気の低迷・ローン規制等により二輪車の販売が落ち込んでおります。当社の子会社は四輪車向けについては順調に伸びておりますが、二輪車向けが伸び悩んでいるため当初計画よりも黒字化が遅れると予想されます。このため固定資産の減損処理を実施いたしました。

各セグメントの状況は次のとおりです。
(日本)
日本事業の売上高は373億75百万円(前連結会計年度比0.4%増)、セグメント営業利益は40億26百万円(前連結会計年度比77.4%増)となりました。製品部門別の売上高は以下のとおりです。
ステンレス管部門は、軽自動車の販売不振が続く自動車用は低調でしたが、配管用が好調に推移したため、売上高は194億60百万円(前連結会計年度比2.1%増)となりました。
ステンレス条鋼部門は、数量の増加により、売上高は108億3百万円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。
ステンレス加工品部門は、家庭用金物製品の不振等により、売上高は19億75百万円(前連結会計年度比6.4%減)となりました。
鋼管部門は、製品価格の値下がりにより、売上高は43億56百万円(前連結会計年度比1.8%減)となりました。
機械部門は、受注時の円高の影響で輸出向けが低調であったため、売上高は7億79百万円(前連結会計年度比7.7%減)となりました。

(インドネシア)
インドネシア事業は、二輪車向けの販売は伸び悩んでおりますが、新規採用された四輪車向けの販売が好調なこともあり、売上高は10億45百万円(前連結会計年度比25.5%増)となりました。セグメント営業損益は1億12百万円の損失となりましたが、前連結会計年度に比べ41百万円の改善となりました。

(その他)
その他事業は、2015年10月1日付で通信販売事業を外部へ譲渡したため、売上高は6億21百万円(前連結会計年度比55.7%減)となり、セグメント営業損益は自転車販売の不振により27百万円の損失となりました。

(注) 1 当連結会計年度より報告セグメントの区分方法の見直しを行い、「インドネシア」での事業を独立した報告セグメントとしております。なお、前連結会計年度との比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。
2 上記金額には消費税等を含めておりません。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により36億40百万円の収入となり、投資活動により8億19百万円、財務活動により11億80百万円それぞれ支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は、期首に比べて16億44百万円増加し31億95百万円(前連結会計年度比106.0%増)となりました。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の33億65百万円、減損損失の5億10百万円に加え、たな卸資産が2億76百万円減少しましたが、売上債権の増加5億91百万円、役員退職慰労引当金の減少2億39百万円、退職給付に係る資産の増加3億84百万円などにより、営業活動全体では36億40百万円の収入(前連結会計年度比266.8%増)となりました。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出8億16百万円、投資有価証券の取得による支出1億3百万円がありましたが、有価証券の償還による収入1億円などがあり、投資活動全体で8億19百万円の支出(前連結会計年度は10百万円の支出)となりました。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済5億69百万円、配当金の支払い4億7百万円、自己株式の取得による支出2億円などにより財務活動全体では11億80百万円の支出(前連結会計年度は6億77百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01315] S100AM6W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。