シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TH3

有価証券報告書抜粋 リンテック株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、米国では個人消費や雇用環境が引き続き堅調に推移し、欧州では輸出が伸び悩むなど回復に力強さを欠く展開となりました。また、アジア地域では中国経済減速の影響を受け、厳しさが増してきました。一方、我が国においては、中国を中心とした新興国向け輸出の減少や個人消費の低迷が長引くなど、景気の持ち直しに足踏みが見られました。
このような経営環境の中、当社グループでは、2014年4月からスタートした中期経営計画「LIP-2016」の2年目に入り、各課題への取り組みをさらに強化してまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は210,501百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は17,692百万円(同4.8%増)、経常利益は17,623百万円(同1.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,899百万円(同6.5%減)となりました。

セグメント別の概況は以下のとおりです。

〔印刷材・産業工材関連〕
当セグメントの売上高は87,638百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は2,785百万円(同3.2%減)となりました。当セグメントの事業部門別の売り上げの状況は次のとおりです。
(印刷・情報材事業部門)
シール・ラベル用粘着製品は海外においては中国、アセアン地域の景気減速の影響を受け減少となりましたが、国内では飲料、医薬・化粧品用などを中心に堅調に推移しました。この結果、当事業部門は前年同期並みとなりました。
(産業工材事業部門)
ウインドーフィルムは中国の景気減速の影響などもあり低調となりましたが、二輪を含む自動車用粘着製品はインドを中心に堅調に推移しました。この結果、当事業部門は前年同期に比べ増加となりました。

〔電子・光学関連〕
当セグメントの売上高は85,422百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は10,562百万円(同4.9%増)となりました。当セグメントの事業部門別の売り上げの状況は次のとおりです。
(アドバンストマテリアルズ事業部門)
半導体関連粘着テープはスマートフォンなどの需要効果により大幅に伸長しましたが、半導体関連装置は減少となりました。積層セラミックコンデンサ関連テープはスマートフォンや自動車用などの需要効果により大幅に伸長しました。この結果、当事業部門は前年同期に比べ増加となりました。
(オプティカル材事業部門)
液晶ディスプレイ関連粘着製品は中小型用途がスマートフォンなどの需要効果により堅調に推移しました。この結果、当事業部門は前年同期に比べ増加となりました。

〔洋紙・加工材関連〕
当セグメントの売上高は37,440百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は4,303百万円(同7.7%増)となりました。当セグメントの事業部門別の売り上げの状況は次のとおりです。
(洋紙事業部門)
主力のカラー封筒用紙は堅調に推移したほか、耐油紙はコンビニエンスストアやファストフード店向けなどの需要効果により伸長しました。この結果、当事業部門は前年同期に比べ増加となりました。
(加工材事業部門)
炭素繊維複合材料用工程紙は航空機用を中心に堅調に推移しましたが、剥離紙・剥離フィルムは粘着用やFPCカバーレイ用、光学用などの需要が低迷し減少となりました。この結果、当事業部門は前年同期に比べ減少となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は60,323百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,273百万円の増加(前年同期比 7.6%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比較して4,443百万円増加の19,928百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
・「退職給付に係る負債の増減額」の増加5,460百万円
・「法人税等の支払額又は還付額」の減少△1,557百万円


(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比較して4,794百万円減少の△9,898百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
・「定期預金の払戻による収入」の減少△1,127百万円
・「有形固定資産の取得による支出」の減少△3,511百万円


(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比較して908百万円減少の△4,044百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです
・「配当金の支払額」の減少△721百万円


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02394] S1007TH3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。