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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100828Y

有価証券報告書抜粋 リーディング証券株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー対処すべき課題

(1)業績

当連結会計年度における我が国の経済は、2016年3月期の日本の金融・資本市場は円高・株安となり、株高をテコに景気回復を目指す「アベノミクス相場」にブレーキがかかった状況でした。
昨年3月末の日経平均株価は19,206.99円でしたが、本年3月末の日経平均株価は、16,758.67円となり、昨年3月末に比べて2,448円(13%)下落しました。この結果、4月~翌年3月までの年度ベースでは、5年ぶりの下落となりました。
円相場も本年3月末のドル-円レートは、1ドル=112.42円と1年で7.78円の円高となりました。
また、長期金利を示す新発国債10年物利回りは、日銀によるマイナス金利政策の導入で、本年3月末の利回りは年マイナス0.05%となりました。
このような環境から、当社の経営環境は前連結会計年度に比較し厳しい状況となり、営業収益は前連結会計年度の1,625百万円から当連結会計年度は1,352百万円(前期比83.2%)と減収を余儀なくされ、経常利益も前連結会計年度の213百万円から当連結会計年度は58百万円(前期比27.2%)に留まりました。
また、本年2月には信用取引の最大手顧客による、信用取引銘柄の下落に伴う追加保証金の支払い不能による830百万円の立替金が発生し、結果、当社の財務状況を大きく毀損することとなり、厳しい経営環境となっております。

当連結会計年度の営業収益は1,352百万円(前期比83.2%)となり、経常利益58百万円(前期比27.2%)、親会社株主に帰属する当期純損失は785百万円(前期は189百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
当連結会計年度の主な収益、費用等の状況は次のとおりであります。

① 受入手数料
受入手数料は1,110百万円(前期比89.4%)となりました。
イ.委託手数料
委託手数料は796百万円(前期比89.5%)となりました。株式委託手数料が主なもので、当社の受託売買金額は、228,124百万円となり、8,327百万円の減少となりました。
ロ.募集・売出しの手数料
募集・売出しの取扱手数料は206百万円(前期比123.4%)となり、その大部分が私募債の募集・売出しの取扱手数料であります。
ハ.その他受入手数料
その他受入手数料は、108百万円(前期比58.5%)となり、コンサルティング手数料等であります。

② トレーディング損益
トレーディング損益は、株券と債券で79百万円(前期比48.1%)となりました。

③ 金融収支
金融収益は161百万円(前期比74.3%)、金融費用は96百万円(前期比86.1%)となり、金融収支は65百万円(前期比61.9%)となりました。

④ 販売費・一般管理費
販売費・一般管理費は、取引関係費267百万円(前期比92.2%)、人件費634百万円(前期比87.5%)、不動産関係費81百万円(前期比108.0%)、事務費117百万円(前期比99.2%)、その他販売費・一般管理費69百万円(前期比112.2%)、減価償却費14百万円(前期比101.3%)、租税公課13百万円(前期比82.5%)となり、合計は1,198百万円(前期比92.1%)となりました。


⑤ 営業外収支
営業外収益は0百万円となりました。

⑥ 特別損益
特別損失は839百万円で、内訳は貸倒引当金繰入額830百万円、金融商品取引責任準備金繰入れ4百万円等であります。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の減少891百万円、投資活動による資金の減少91百万円、財務活動による資金の減少150百万千円となり、資金は1,134百万円の減少となりました。この結果、当連結会計年度末の資金は368百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動における資金は891百万円の減少となりました。これは税金等調整前当期純損失781百万円の計上、信用取引資産が7,022百万円減少、信用取引負債が7,615百万円増加したこと等の増減によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動における資金は91百万円の減少となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動における資金は150百万円の減少となりました。

従業員の状況対処すべき課題


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E23973] S100828Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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