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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W43

有価証券報告書抜粋 レイズネクスト株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、原油安や円安の効果などによる企業収益の改善もあり、雇用情勢の回復や設備投資の持ち直しの動きも見られるなど、総じて景気回復基調の中で推移しました。
海外経済では、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気に減速傾向が見られましたが、先進国を中心として緩やかな成長が続きました。
当社グループを取り巻く事業環境につきましては、主要顧客である石油業界においては、原油安に伴う在庫評価損により業績影響を受ける中、国内市場の縮小や設備過剰への対応を促す第二次「エネルギー供給構造高度化法」への対応の結果として、石油各社の経営統合・再編が相次ぎ公表され、国内の石油業界は大きく集約されることとなりました。
一方、石油化学業界においては、原油安を背景とする原料価格の下落や高機能製品の輸出の伸びにより業績が改善し、国内エチレン設備の稼働率も高い水準を維持しましたが、石油業界と同様に国内市場の縮小と設備過剰解消のため、エチレン設備をはじめとする過剰設備の廃止・不採算事業の撤退を進めました。
石油・石油化学業界全体としては、総じてメンテナンス投資や設備投資に対しては、強弱をつけた対応が行われました。
こうした中、当社グループにおいては、前期より増加すると見込んでいた定期修理工事の量的規模が想定よりも縮小となりましたが、プラントの老朽化・事故防止・安定稼働などの観点からのプラント強靭化対策工事、精製能力の削減や設備廃止に伴う改造・改修工事、コンビナート連携による新投資工事、競争力のある製品生産のための新規プラント建設工事が堅調に推移しました。
損益面におきましては、大型の改造・改修工事や新規設備工事に対して、事業所と国内プロジェクト部が連携した社内ジョイントベンチャーを編成し、収益管理の徹底を図ったことや、仕掛工事を含めた工事全体量の増加に伴う稼働率の向上が工事収益の改善につながりました。加えて、材料費、労務費、外注加工費などの直接コストの低減や間接費および一般管理費の圧縮による間接コストの低減を図るなど、徹底したコスト削減により収益を確保いたしました。
このような状況の中、連結ベースの業績につきましては、受注高(エンジニアリング業)は前期比6.7%増の92,201,924千円となりました。完成工事高は前期比5.0%増の89,491,193千円となっております。
完成工事高の内訳は、エンジニアリング業といたしましては、石油・石油化学関係で 67,036,117千円、一般化学・薬品・食品・電力等の一般工業関係で22,313,441千円となりました。
損益面では、営業利益は前期比46.8%増の6,792,939千円、経常利益は前期比30.2%増の6,591,971千円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比29.6%増の3,897,429千円となりました。
当社単体の業績につきましては、受注高は前期比5.7%増の86,416,090千円、完成工事高は前期比2.1%増の81,501,357千円、営業利益は前期比42.4%増の6,168,595千円、経常利益は前期比38.6%増の6,146,422千円、当期純利益は前期比45.0%増の3,741,237千円となりました。



完成工事高の内訳
①事業セグメント別
完成工事高(千円)前期比(%)
エンジニアリング業89,349,5585.0
石油・石油化学関係67,036,1173.4
一般工業関係22,313,44110.2
その他の事業141,634△19.5
合 計89,491,1935.0
②工事種類別(その他の事業分を除く)
完成工事高(千円)前期比(%)
エンジニアリング業89,349,5585.0
日常保全工事23,695,7187.2
定期修理工事31,202,240△6.7
改造・改修工事24,617,4187.4
新規設備工事9,834,18149.6


(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ517,419千円(前期比△2.6%)減少し、期末残高は19,686,247千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、1,548,346千円の収入(前年同期では8,958,416千円の収入)となりました。主な収入は、税金等調整前当期純利益6,427,840千円及び仕入債務の増加3,010,278千円、主な支出は、売上債権の増加4,664,125千円及び法人税等の支払額2,670,312千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、374,487千円の支出(前年同期では361,797千円の収入)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出521,327千円、投資有価証券の取得による支出205,899千円、主な収入は、有形及び無形固定資産の売却による収入368,792千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、1,662,545千円の支出(前年同期では1,435,827千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額1,386,594千円の支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01577] S1007W43)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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