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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10077TM

有価証券報告書抜粋 ローヤル電機株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安、金融緩和、原油価格下落、そしてインバウンド消費増加等を背景として当初企業収益は堅調な動きをみせておりましたが、これが雇用や所得の増加を通じた個人消費の明確な伸びにはつながらず、また年度後半からは中国経済の減速や米国の利上げが輸出環境や金融市場に大きな動揺を招いたことで、景気の先行きに不透明感をもたらしております。このような経済状況のもと、当社グループは、送風機ファンの新製品開発をはじめ、営業体制の強化、国内および中国工場でのコスト節減に取り組みましたものの、円安による製造原価上昇と中国需要低下がもたらす受注の落ち込みを十分補完するまでには至りませんでした。
その結果、当連結会計年度において、売上高は51億3千1百万円(前期比6.5%増)、営業損失は5千7百万円(前期は営業損失2億8千8百万円)、経常損失は3千6百万円(前期は経常損失3億3百万円)を計上しました。なお、特別利益に投資有価証券売却益1億5千2百万円を計上する一方、特別損失に厚生年金基金脱退損失1億6千4百万円および中国子会社他において1億2千2百万円の減損損失を計上したことなどにより、当期純損失は1億8千7百万円(前期は当期純損失3億9千6百万円)となりました。

当連結会計年度のセグメントの業績は次のとおりであります。
①送風機事業
送風機事業は、中国向けのスマートフォン加工用工作機械に使用する軸流ファンが以前から生産増加で好調を維持していましたが、中国経済の減速やスマートフォン需要の伸び鈍化が明らかとなってからは受注が落ち込み、これを補うべく投入していました送風機ファンの新製品も十分な成果には至りませんでした。売上高は28億3千2百万円(前期比2.4%減)となり、セグメント利益は、円安による材料費上昇などから、6千7百万円(前期比69.5%減)となりました。
②住設事業
住設事業は、浴室照明器具が住宅着工件数など市況が比較的安定していたことや大手顧客からの受注が増加したことで好調に推移しました。大きな背景としては、照明の発光体が蛍光灯からLEDに移行していくなかで、販売単価がLED化により上昇していることが強い影響を与えているものと考えております。売上高は11億8千1百万円(前期比7.2%増)となり、また併せて製造の効率化を実施し原価低減をはかったことで、セグメント利益は8千4百万円(前期比517.4%増)となりました。
③自動巻線機事業
自動巻線機事業は、前期から売上のずれこんでおりました大型案件が売上となり、売上高は10億9千5百万円(前期比42.0%増)となりましたが、開発要素の高い案件などによりセグメント損失は2千3百万円(前期はセグメント損失3億3千8百万円)となりました。
④企業再生支援事業
企業再生支援事業は、売上高が2千1百万円(前期比45.7%減)、セグメント利益は1千8百万円(前期比177.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1億8百万円の増加となりました。その結果、当連結会計年度末の資金残高は4億9千8百万円となっております。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動による資金は、1億6千6百万円の減少となりました。これは、減価償却費1億2千万円、減損損失1億2千2百万円、売上債権の減少7千万円等の資金の増加に対し、税金等調整前当期純損失1億6千9百万円、投資有価証券売却益1億5千万円、厚生年金基金脱退による支出1億6千4百万円等による資金の減少が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動による資金は、2億2千8百万円の増加となりました。これは、投資有価証券の売却による収入2億8千8百万円、定期預金の払い出しによる収入9千万円、有形固定資産の取得による支出1億7百万円が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動による資金は、4千8百万円の増加となりました。これは、短期借入金の増加額7千万円、配当金の支払額2千万円が主な要因であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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