シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007887

有価証券報告書抜粋 ローランド ディー.ジー.株式会社 研究開発活動 (2015年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析



当社及び連結子会社における研究開発活動は当社で行っております。
当社グループは「イメージをカタチに」のビジョンのもと、デジタルの力でプロセスを変革し、市場に関わる人々のビジネス創出に貢献できる製品や個人の想像力を実現する製品を作るため、新しい価値の創造を目指した研究開発を推進しております。
当連結会計年度は「カラー&3D」を中心とした研究開発を行いました。また、市場ニーズに素早く対応するため、昨年7月には、デンタル加工機等の3D製品の開発部門を、3D製品のセールス・マーケティング活動を行っている事業本部内に異動し、研究開発活動のさらなる効率化を図っております。
なお、当社及び連結子会社の事業は、コンピュータ周辺機器の製造販売であり、区別すべき事業セグメントが存在しないため単一セグメントとなっており、セグメント情報に関連付けては記載しておりません。

(1)カラー
サイン市場向けの大型インクジェットプリンター及び新たな成長市場として期待されている特殊印刷や工業用途印刷、さらには布地への印刷用途に向けた製品開発を行いました。ハードウェアの性能のみならず、ソフトウェア技術、インク技術、カラーマネジメント技術等を総合的に高めていくことで、顧客へのソリューション提案を目指し、製品及び商品の開発に注力しました。
当期は、大型インクジェットプリンターの新製品「SOLJET(ソルジェット)EJ-640」及び新開発の専用インク「EJ INK」を主力のサイン市場に投入しました。高画質を維持しながらも高い生産性を実現すると共に、従来モデル(XF-640)に比べインクコストを45%削減いたしました。出力用ソフトウェアには、PDFファイルを直接処理できる新開発の「Roland Versa Works Dual(ローランド・バーサワークス・デュアル)」を標準付属し、プリンターの印刷業務のさらなる効率化を実現しました。
また、布地への印刷用途に特化したテキスタイル専用プリンターTexart(テックスアート)シリーズの新製品として、高生産性を実現したXT-640を市場投入しました。導入後すぐにプロの現場で活用できるよう、専用インクの「Texart ink」及び出力用ソフトウェアをワンパッケージにしたトータルソリューションとして提案しました。なお、このXT-640とTexart inkを使用した印刷プロセスは、繊維製品の国際安全規格「エコテックス規格100」において最も厳しい「製品分類Ⅰ」を認証取得いたしました。

(2)3D
主要テーマである3D切削加工機や3Dプリンター等による三次元形状の入出力分野、彫刻機やメタル・プリンター等によるギフトエングレーブ分野、医療業界や宝飾業界での手作業による加工プロセスをデジタルプロセスに置き換えるデジタルクラフト分野に向けた製品開発を行いました。ハードウェアのみを供給するのではなく、ソフトウェアやユーザー支援のためのコンテンツや技術、サプライ品も含めた完成度の高い総合ソリューションの提供を目指し、研究開発を行いました。
当期は、デンタル加工機の新製品として、当社初のウェット加工機「DWX-4W」と主力モデルの後継機種「DWX-51D」の2機種を市場投入しました。これらのデンタル加工機を活用して、歯の詰め物や被せ物の製作フローをデジタル化する当社のソリューション「Easy Shape(イージーシェイプ)」は、2015年度のグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞する等、そのコンセプトや製品が生み出す付加価値が高く評価されました。

なお、当社の開発部門人員は、2015年12月31日現在173名であり、当連結会計年度の研究開発費の総額は23億62百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02054] S1007887)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。