有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005TBY
三光合成株式会社 業績等の概要 (2015年5月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の収益や雇用情勢の改善がみられるものの、消費税率引上げに伴う個人消費の低迷は続いており、先行きの不透明感は拭えません。また、原油価格は下落したものの不安定に推移しており、先々予断を許さない状況にあります。
一方、海外におきましては、米国経済は好調に推移しておりますが、中国・アセアンをはじめとする各国の景気は足踏み状態が続きました。特にタイ国においては、自動車販売の不振が長期化しており対前年割れの状況が続いております。
この様な経済環境の中、当社グループでは前連結会計年度に引き続き、生産効率の向上を図り労務費や経費の圧縮に努め、原価低減活動を積極的に進めてまいりました。国内においては、円安基調が続いていることから、海外会社からの金型の受注が堅調に推移しており、今後の成形品売上高に大きく寄与してくるとものと思われます。また、2015年3月6日に持分法適用会社の株式会社積水工機製作所の普通株式を公開買付けにより取得することを決議し、2015年4月24日に子会社となりました。これにより大型成形部品用の金型のさらなる強化を図ってまいります。
海外関係につきましては、今後の事業拡大を目的に自動車メーカーの需要が旺盛な米国に再進出するべく市場調査を行ってまいりました。当社子会社の「SANKO GOSEI TECHNOLOGIES USA,INC.」が「Bhar Inc.」の事業を譲受けることで、北米における事業の拡大に一層寄与するものと判断し2015年4月10日に事業譲受契約を締結し、2015年5月1日に当該事業を譲受けております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は50,174百万円(前期比16.1%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は2,338百万円(前期比22.9%増)、経常利益は1,875百万円(前期比20.3%増)、当期純利益は1,359百万円(前期比20.9%増)となりました。
当社グループの事業部門別売上高
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
成形品部門においては、情報・通信機器及び車両用内外装部品の受注増加に支えられ増収となりました。また、金型部門では車両向けの受注が大きく増加しました。この結果、売上高は19,324百万円(前期比9.5%増)となり、セグメント利益は1,771百万円(前期比9.4%増)となりました。
② 欧州
車両用内外装部品向け金型の売上が大幅に増加し、売上高は7,255百万円(前期比32.2%増)となり、セグメント利益は668百万円(前期比85.8%増)となりました。
③ アジア
タイにおいて、自動車の生産台数が減少する中、車両用内外装部品の受注減はあったものの、中国における車両用内外装部品及び機能部品の受注が堅調に推移し、売上高は21,668百万円(前期比12.0%増)となりましたが、セグメント利益は原材料費や労務費等の増加もあり341百万円(前期比32.1%減)となりました。
④ 北米
メキシコでの車両用内外装部品の生産が本格化するとともに、「SANKO GOSEI TECHNOLOGIES USA,INC.」の工場稼働もあり、売上高は1,925百万円(前期比157.7%増)となり、セグメント利益は161百万円(前期はセグメント損失10百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は5,515百万円となり、前連結会計年度末より1,865百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,820百万円(前期比2.5%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,960百万円、減価償却費2,377百万円及び仕入債務の減少765百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,713百万円(前期比106.9%増)となりました。これは主に有形固定資産取得による支出1,954百万円及び事業譲受による支出1,836百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は3,334百万円(前期は971百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の増加額3,925百万円、長期借入金の借入による収入2,871百万円及び長期借入金の返済による支出1,941百万円によるものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の収益や雇用情勢の改善がみられるものの、消費税率引上げに伴う個人消費の低迷は続いており、先行きの不透明感は拭えません。また、原油価格は下落したものの不安定に推移しており、先々予断を許さない状況にあります。
一方、海外におきましては、米国経済は好調に推移しておりますが、中国・アセアンをはじめとする各国の景気は足踏み状態が続きました。特にタイ国においては、自動車販売の不振が長期化しており対前年割れの状況が続いております。
この様な経済環境の中、当社グループでは前連結会計年度に引き続き、生産効率の向上を図り労務費や経費の圧縮に努め、原価低減活動を積極的に進めてまいりました。国内においては、円安基調が続いていることから、海外会社からの金型の受注が堅調に推移しており、今後の成形品売上高に大きく寄与してくるとものと思われます。また、2015年3月6日に持分法適用会社の株式会社積水工機製作所の普通株式を公開買付けにより取得することを決議し、2015年4月24日に子会社となりました。これにより大型成形部品用の金型のさらなる強化を図ってまいります。
海外関係につきましては、今後の事業拡大を目的に自動車メーカーの需要が旺盛な米国に再進出するべく市場調査を行ってまいりました。当社子会社の「SANKO GOSEI TECHNOLOGIES USA,INC.」が「Bhar Inc.」の事業を譲受けることで、北米における事業の拡大に一層寄与するものと判断し2015年4月10日に事業譲受契約を締結し、2015年5月1日に当該事業を譲受けております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は50,174百万円(前期比16.1%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は2,338百万円(前期比22.9%増)、経常利益は1,875百万円(前期比20.3%増)、当期純利益は1,359百万円(前期比20.9%増)となりました。
当社グループの事業部門別売上高
事業部門別 | 2014年5月期 | 2015年5月期 | 増 減 | |||
構成比 | 構成比 | 増減率 | ||||
百万円 | % | 百万円 | % | 百万円 | % | |
情報・通信機器 | 6,103 | 14.1 | 7,365 | 14.7 | 1,261 | 20.7 |
車両 | 30,964 | 71.6 | 34,715 | 69.2 | 3,751 | 12.1 |
家電その他 | 1,632 | 3.8 | 1,749 | 3.5 | 116 | 7.2 |
成形品計 | 38,699 | 89.5 | 43,829 | 87.4 | 5,129 | 13.3 |
金型 | 4,531 | 10.5 | 6,344 | 12.6 | 1,813 | 40.0 |
合計 | 43,231 | 100.0 | 50,174 | 100.0 | 6,942 | 16.1 |
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
成形品部門においては、情報・通信機器及び車両用内外装部品の受注増加に支えられ増収となりました。また、金型部門では車両向けの受注が大きく増加しました。この結果、売上高は19,324百万円(前期比9.5%増)となり、セグメント利益は1,771百万円(前期比9.4%増)となりました。
② 欧州
車両用内外装部品向け金型の売上が大幅に増加し、売上高は7,255百万円(前期比32.2%増)となり、セグメント利益は668百万円(前期比85.8%増)となりました。
③ アジア
タイにおいて、自動車の生産台数が減少する中、車両用内外装部品の受注減はあったものの、中国における車両用内外装部品及び機能部品の受注が堅調に推移し、売上高は21,668百万円(前期比12.0%増)となりましたが、セグメント利益は原材料費や労務費等の増加もあり341百万円(前期比32.1%減)となりました。
④ 北米
メキシコでの車両用内外装部品の生産が本格化するとともに、「SANKO GOSEI TECHNOLOGIES USA,INC.」の工場稼働もあり、売上高は1,925百万円(前期比157.7%増)となり、セグメント利益は161百万円(前期はセグメント損失10百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は5,515百万円となり、前連結会計年度末より1,865百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,820百万円(前期比2.5%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,960百万円、減価償却費2,377百万円及び仕入債務の減少765百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,713百万円(前期比106.9%増)となりました。これは主に有形固定資産取得による支出1,954百万円及び事業譲受による支出1,836百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は3,334百万円(前期は971百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の増加額3,925百万円、長期借入金の借入による収入2,871百万円及び長期借入金の返済による支出1,941百万円によるものであります。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00866] S1005TBY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。