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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X5L

有価証券報告書抜粋 三菱ケミカルグループ株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社グループは、環境・社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会をステークホルダーとともに築くこと、すなわち「KAITEKI実現」をビジョンに掲げ、経済的価値とサステナビリティの向上を、イノベーションの追求を通じて実践する「KAITEKI経営」を推進しております。
このような中、当社グループは、中期経営計画「APTSIS 15」のもと、事業基盤の強化・拡大、並びに石油化学事業の構造改革に取り組み、ポートフォリオ改革を進めてまいりました。「APTSIS 15」の最終年度である本年度は、その総仕上げにグループ一丸となって取り組むとともに、昨年12月には、5ヵ年の新たな中期経営計画「APTSIS 20」(2016年度~2020年度)を策定し、「機能商品、素材、ヘルスケア分野の事業を通じて、高成長・高収益型の企業グループをめざす」との基本方針のもと、2020年度の財務指標として以下の数値目標を設定いたしました。
(国際会計基準ベース)
財務指標目標値
コア営業利益 ※3,800億円
売上高営業利益率(ROS)8%
親会社の所有者に帰属する当期利益1,800億円
株主資本利益率(ROE)10%以上
ネットD/Eレシオ(負債資本倍率)0.8

※コア営業利益:国際会計基準に基づく営業利益から非経常的な要因により発生した損益(非経常項目)を除いた経常的な収益

主要施策といたしましては、ポートフォリオ・マネジメントを徹底し、持続的成長と収益力強化を図ってまいります。2017年4月には、三菱化学㈱、三菱樹脂㈱、三菱レイヨン㈱の化学系3社を「三菱ケミカル㈱」として統合し、3社の持つ経営資源を最大限活用しうる体制を構築いたします。また、ヘルスケアソリューション、ガスソリューション、新エネルギー・高機能材料などの事業を2020年から2025年に成長を担うべき次世代事業と位置づけ、オープンシェアード型の開発を推進することに加え、ビッグデータ・ICT(情報通信技術)を事業活動に積極的に活用してまいります。グローバル展開においては、アジア・パシフィック、中国、欧米の各エリアにおいて事業支援体制を再構築するとともに、事業部門間の協奏を推進し、海外での売上高及び収益力を高めてまいります。当社グループは、以上の施策を着実に実行し、真にグローバルな「THE KAITEKI COMPANY」としての基盤を確立してまいります。
さらに、当社グループは、安全管理の徹底はもとより、コンプライアンスやリスク管理の徹底、内部統制の強化を一層進めるとともに、従業員の健康を重要な経営資源と位置づける「健康経営」を推進し、従業員の健康増進と生産性の向上に取り組んでまいります。
また、当社は、2015年6月に指名委員会等設置会社へ移行し、監督機能の強化及び経営の機動性の向上に努めておりますが、今後も、同年11月に定めた「コーポレートガバナンス基本方針」のもと、経営の健全性と効率性の双方を高める最適なガバナンス体制を追求してまいります。
当社グループは、これらの経営諸課題にグループの総力を挙げて対処し、持続的な成長と中長期的な企業価値・株主価値の向上を図っていくことにより、株主の皆様のご期待に応えるよう努力してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00808] S1007X5L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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