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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DE8M

有価証券報告書抜粋 三菱ケミカルグループ株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、各社において独自の研究開発活動を行っているほか、グループ会社間での技術や市場に関する緊密な情報交換や共同研究、研究開発業務の受委託等を通じて、相互に協力し、連携の強化を図るとともに、グループ外の会社等との間でも共同での研究開発を積極的に行うなど、新技術の開発や既存技術の改良に鋭意取り組んでおります。
当社グループの研究開発人員は4,843名、当連結会計年度における研究開発費の総額は1,388億円となっており、各事業部門別の研究内容、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(1) 機能商品セグメント
情電・ディスプレイ、高機能フィルム、環境・生活ソリューション、高機能成形材料、高機能ポリマー、高機能化学、新エネルギーに関する研究開発を行っており、当連結会計年度の主な成果は次のとおりです。
・三菱ケミカル㈱の炭素繊維強化プラスチックが、2017年6月、アウディ社の「RS 5 Coupe」のルーフに採用されました。
・三菱ケミカル㈱が、2017年8月、接着性樹脂「モディック」について、ポリプロピレンとポリ塩化ビニルを接着することができる新グレードを開発しました。
・三菱ケミカル㈱が、2017年12月、バイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」について、マツダ㈱と共同で、自動車の大型外装意匠部品にも適用可能な新グレードを開発しました。
・三菱ケミカル・クリンスイ㈱が、2017年12月、IoTを活用して専用アプリに浄水使用残量やカートリッジ交換予想日などの情報を表示できる「クリンスイ CS801i」の販売を開始しました。
本セグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は276億円であります。
(2) ケミカルズセグメント
MMA、石化、炭素に関する研究開発を行っており、本セグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は100億円であります。
(3) 産業ガスセグメント
産業ガスに関する研究開発を行っており、当連結会計年度の主な成果は次のとおりです。
・大陽日酸㈱が、2017年7月、自励振動現象を応用し、温度分布を均一にコントロールする酸素富化燃焼バーナー「Innova-Jet Swing」を開発しました。
・大陽日酸㈱が、2017年11月、東邦化成㈱と共同で、フッ素樹脂に安定的な導電性と優れた耐薬品性・クリーン性を付与した「トーフロンPCTFE(帯電防止・導電性グレード)」を開発しました。
・大陽日酸㈱が、2017年12月、小型の生体試料搬送容器である「CryoHandy」を開発し、販売を開始しました。
本セグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は30億円であります。
(4) ヘルスケアセグメント
医薬品、ライフサイエンスに関する研究開発を行っており、当連結会計年度の主な成果は次のとおりです。
・田辺三菱製薬㈱が、2017年5月、「レミケード」のクローン病における用法・用量の変更(投与間隔の短縮)について、日本で承認を取得しました。
・田辺三菱製薬㈱が、2017年8月、MT-5199の遅発性ジスキネジアについて、第2/3相臨床試験を日本で開始しました。
・田辺三菱製薬㈱が、2017年11月、MT-6548の腎性貧血について、第3相臨床試験を日本で開始しました。
・田辺三菱製薬㈱が、2018年2月、「バリキサ」の小児・臓器移植におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制について、日本で申請しました。
本セグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は921億円であります。
(5) その他
エンジニアリング等に関する研究開発を行っており、その他部門における当連結会計年度の研究開発費は3億円であります。
上記のほか、研究開発費には、特定の事業部門に区分できない基礎研究に要した研究開発費が58億円あります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00808] S100DE8M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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