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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOZC

有価証券報告書抜粋 三菱ロジスネクスト株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発活動は、中期経営計画(Best Integration 2017)の最終年度である2017年度を見据えて、機械・電気・ソフトウエアの統合開発体制の下、海外開発拠点とも強固に連携を取って事業統合シナジー効果を最大限発揮すべく推進しました。セグメント別の主な研究開発活動は次の通りであります。

[国内事業]
(フォークリフト部門)
2016年9月に東京ビッグサイトにて開催された国際物流総合展に、燃料電池フォークリフトを参考出展致しま
した。燃料電池フォークリフトは稼動時に排出するのは水だけであり、地球温暖化ガスや環境汚染物質などを排出
しないため、対環境に優れたフォークリフトと言えます。今回開発した燃料電池フォークリフトは、従来のバッテ
リーフォークリフトで使用している鉛電池との容易な置き換えを可能とした構造を特長としています。

(物流システム部門)
レーザー誘導方式リーチ型無人フォークリフト「PLATTER AUTO(プラッターオート)」を開発、商品化しました。
壁に設置した反射板により自車位置を認識する方式のため、従来の磁気誘導方式のような磁気ガイドの床埋設工
事が不要となり、工事期間の短縮、工事費用の削減が可能、さらにコースレイアウト変更にも容易に対応できま
す。また、新複数台運行管制システム「Route Optimizer(ルートオプティマイザー)」を搭載、独自のアルゴ
リズムにより、最適な配車、最適な搬送ルートを自動選択、搬送効率を飛躍的に向上させました。

[海外事業]
(フォークリフト部門)
エンジンフォークリフトでは、欧州・北米のディーゼルエンジンの排出ガス規制StageⅣ(EC指令)Tier4Final
(EPA/CARB)に適合した積載7tonクラスのディーゼルエンジン搭載フォークリフトを発売しました。
1. 前規制(StageⅢb(EC指令)、Tier4 Interim(EPA/CARB))より採用したクリーンディーゼルエンジンをベ
ースに、燃料噴射の高圧化やマルチバルブ化など最先端のテクノロジによって出力とトルクを維持しながら
NOx(窒素酸化物)の排出量を約88%低減しました。(排ガス規制値での比較)
2. 尿素を還元剤として使用するDOC/SCR(酸化触媒/選択触媒還元)システムを採用し、定期的な清掃を必要と
していたウォールフロー型DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)を廃止しました。

なお、当連結会計年度中の研究開発費のセグメント別金額は、国内事業14億8千2百万円及び海外事業7億2千
9百万円、合計22億1千2百万円であります。
記載金額には消費税等は含まれておりません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02136] S100AOZC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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