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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZDQ

有価証券報告書抜粋 三菱製鋼株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1)財政状態

①資産
当連結会計年度末の総資産は1,234億5千3百万円で、前連結会計年度末と比較し83億3千3百万円、7.2%の増加となりました。
その内訳は次のとおりであります。
1 流動資産:6億7千3百万円減少
現金及び預金の増加9億3千7百万円、売上債権の増加24億8千9百万円、有価証券(譲渡性預金)の減少40億円、たな卸資産の増加5億6千6百万円、繰延税金資産の減少4億1千万円等によるものであります。
2 有形固定資産:2億4千5百万円減少
設備投資による増加17億6千8百万円に対し、減価償却による減少26億3千1百万円、除却による減少1億3千5百万円、為替換算による増加7億5千3百万円等によるものであります。
3 無形固定資産:2億6千8百万円減少
ソフトウェア投資による増加5億8百万円に対し、減価償却による減少4億7百万円、のれんの償却による減少3億6千5百万円等によるものであります。
4 投資その他の資産:95億2千万円増加
インドネシア及びインドへの出資ならびに所有株式の時価上昇による投資有価証券の増加80億4千8百万円、退職給付に係る資産の増加12億8千5百万円等によるものであります。

②負債
当連結会計年度末の負債総額は575億6千8百万円で、前連結会計年度末と比較し22億9百万円、4.0%の増加となりました。
その内訳は次のとおりであります。
1 流動負債:33億3千8百万円増加
仕入債務の増加10億4千万円、短期借入金の増加21億1百万円、未払法人税等の増加1億9百万円、未払消費税等の増加3億1千7百万円、短期資産除去債務の減少5億5千万円、その他「未払金」の増加3億1千5百万円等によるものであります。
2 固定負債:11億2千9百万円減少
長期借入金の減少29億5千9百万円、繰延税金負債の増加12億4千2百万円、退職給付に係る負債の増加6億2千7百万円等によるものであります。

なお、当連結会計年度末の借入金残高は、短期・長期を合計して187億3千2百万円となり、前連結会計年度末と比較して8億5千8百万円減少いたしました。

③純資産
当連結会計年度末の純資産は、658億8千4百万円となり、前連結会計年度末と比較して61億2千4百万円、10.2%の増加となりました。これは利益剰余金の増加29億3千2百万円、その他有価証券評価差額金の増加24億3千5百万円、為替換算調整勘定の増加3億4千8百万円、退職給付に係る調整累計額の増加4千5百万円、少数株主持分の増加3億8千7百万円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は48.5%となり、前連結会計年度末と比較して1.5%増加いたしました。
また、1株当たりの純資産額は、前連結会計年度末の351円15銭から388円82銭となりました。


(2)経営成績

①売上高
売上高は、特殊鋼鋼材事業における建設機械業界の需要の回復、ばね事業における海外需要が堅調に推移したこと等により、前連結会計年度比6.4%、71億6千4百万円増収の1,187億3千9百万円となりました。
セグメント別の増減につきましては「1.業績等の概要」に記載のとおりであります。
②営業利益
営業利益は、特殊鋼鋼材事業における需要回復による売上げの増加やコスト改善効果、ばね事業で新規受注や為替の影響等による売上げの増加等により、前連結会計年度比3.9%、1億8千4百万円増益の49億3千3百万円となりましたが、売上高営業利益率は前連結会計年度より0.1%減少して4.2%となりました。
③経常利益
経常利益は、円安を反映した為替差益、好況を反映した受取配当金の増加や借入金の減少に伴う支払利息の減少がありましたが、当期より出資した会社について持分法投資損失を計上したこともあり、前連結会計年度比1.5%、9千万円減益の58億2千4百万円となり、売上高経常利益率は前連結会計年度より0.4%減少して4.9%となりました。
④特別損益
特別損失として固定資産処分損4千万円を計上しております。
⑤当期純利益
この結果、当期純利益は前連結会計年度比5.1%、1億7千1百万円増益の35億4千5百万円となりました。

(3)キャッシュ・フロー

当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動により55億9千万円の収入、投資活動で70億5千9百万円の支出、財務活動では20億5千9百万円の支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度に30億6千2百万円減少し、当連結会計年度末残高は229億5千3百万円となりました。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
税金等調整前当期純利益57億8千4百万円、減価償却費30億5千4百万円ありましたが、所要運転資金16億4千3百万円、税金等への支払いが14億2千2百万円等ありましたので営業活動全体として55億9千万円の収入となり、前連結会計年度に比べ6千7百万円収入が増加いたしました。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]
インドネシア並びにインドへの出資46億5千9百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出20億3千5百万円等により、投資活動全体として70億5千9百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ45億7千5百万円支出が増加いたしました。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
短期借入金による調達20億7千6百万円、長期借入金の返済32億6千1百万円、配当金の支払い7億7千万円等により、財務活動全体として20億5千9百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ19億2千1百万円支出が減少いたしました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01233] S1004ZDQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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