有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZDQ
三菱製鋼株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)
当社グループを取りまく経営環境は、今後、国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出が加速するとともにグローバル化による競争激化が予想されます。
このような中、以下の内容に取り組むことにより、財務基盤のさらなる強化を図りつつ成長を続け、「特殊鋼をつくり、加工する会社」として企業価値の向上を目指してまいります。
(1)国内基盤の強化
マザー工場としての基盤を固め営業・製造・技術部門が連携し、国内コスト競争力、新たな商品開発、技術力の向上を目指します。
(2)海外展開の加速
進出先の基盤を強化し、新興国での供給能力増強や販売地域の拡大に努め、需要の取り込みを加速してまいります。
(3)4事業のシナジー追求
素材から製品まで一貫生産が可能な強みを生かした4事業のシナジーの追求に取り組んでまいります。
(4)人材の育成・活用
に注力いたします。各事業における重点施策の対処すべき課題は以下のとおりです。
[特殊鋼鋼材事業]
三菱製鋼室蘭特殊鋼㈱では、コスト低減を図る設備更新を積極的に行い、国内外の新規顧客への拡販に注力し、売上量を確保してまいります。また、現在進めておりますインドネシアでのばね鋼の生産・販売体制の確立に加え、特殊鋼棒鋼についても早期確立を目指してまいります。
[ばね事業]
国内では、千葉製作所の開発体制を強化し、新技術の開発及びコスト競争力を追求してまいります。海外では、北米、中国事業のコスト改善を継続し、受注拡大に注力してまいります。さらに、新たに立ち上げたインドの合弁会社を軌道に乗せ、新興国での供給能力増強や販売地域の拡大に努めてまいります。
[素形材事業]
生産技術の向上及び開発に注力し、新規品・新規分野への拡販をさらに進めてまいります。また、MSM(THAILAND)CO.,LTD.に新設したタービンホイール専用工場を早期に軌道にのせ、受注拡大につなげてまいります。
[機器装置事業]
三菱長崎機工㈱では、新技術の開発及びグローバル化を促進し、事業規模拡大とコスト競争力の強化に努めてまいります。そのために開発・設備投資を積極的に推進し、総合エンジニアリング会社として持続的成長を目指してまいります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01233] S1004ZDQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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