有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055SG
三谷セキサン株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府及び日銀による財政・金融政策等により、企業収益や雇用情勢は堅調に推移し、緩やかな回復基調となりました。一方で、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減や人手不足による原材料価格・労務費の高騰等、不透明な状況が続いております。当社グループの主力製品であるコンクリートパイル市場におきましては、民需の回復が遅れ、全体の出荷量は前年比減少となりました。その結果、売上高は598億73百万円(前期比4.9%減)、営業利益は51億1百万円(同12.9%減)、経常利益は57億75百万円(同8.9%減)となりましたが、税金関連負担の減少により、当期純利益は、34億22百万円(同6.8%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① コンクリート二次製品関連事業
コンクリート二次製品関連事業につきましては、価格競争の激化等、厳しい経営環境の中で、積極的な営業展開を推進いたしました。その結果、当部門の売上高は、494億41百万円(前期比7.0%減)となり、営業利益は、42億61百万円(同17.6%減)となりました。
② 情報関連事業
情報関連事業につきましては、売上高は、62億31百万円(前期比4.4%増)となり、営業利益は、5億28百万円(同70.9%増)となりました。
③ その他事業
その他事業につきましては、売上高は、42億円(前期比9.8%増)となり、営業利益は、10億27百万円(同0.3%減)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は151億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億93百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は、63億73百万円の収入(前期は59億33百万円の収入)となり、前連結会計年度に比べ4億39百万円の増加となりました。これは、売上債権の減少が主な内容であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、45億18百万円の支出(前期は20億58百万円の支出)となりました。これは、太陽光発電設備、ホテル建築費等の固定資産取得による支出34億69百万円が主な内容であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は、4億40百万円の支出(前期は4億73百万円の支出)となりました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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