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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SKS

有価証券報告書抜粋 中国塗料株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、中国の減速や米国の利上げに伴う資金流出懸念に揺られ、新興国を中心に停滞色がにじむ展開となりました。そうした中、ユーロ圏が概ね底堅く推移したことに加え、米国が利上げペースを緩やかなものに止め、かつ堅調な景気拡大局面を維持することで世界経済のけん引役を果たしたことから、全体としては緩やかな回復基調を維持しました。
当社グループを巡る環境としましては、船舶分野においては、新造船建造量で底入れ基調が続き、また修繕市場においても通期で堅調な需要が持続しました。その一方、工業分野では、日本をはじめ海外市場に至る全体で伸び悩み、コンテナ分野も期首は順調な滑り出しであったものの、海運市況の停滞とともに下期以降は失速が見られました。
このような経営環境の中、当連結会計年度における当社グループの売上高は115,066百万円(前期比7.8%増)となりました。利益面では、売上高の増加に加え、利益率にも改善が見られたことなどから、営業利益が10,012百万円(同34.5%増)、経常利益が10,416百万円(同24.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が6,502百万円(同36.9%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
工業用塗料市場が消費増税以降の低調な基調で推移したものの、船舶用塗料市場が修繕需要にけん引され堅調であったことから、売上高は38,501百万円(前期比5.4%増)となりました。
② 中国
経済減速や海運市況の悪化に伴い工業およびコンテナ用塗料の販売が落ち込んだことから、売上高は31,859百万円(同7.3%減)となりました。
③ 韓国
新造船向け塗料需要の持ち直しにより、売上高は15,842百万円(同36.9%増)となりました。
④ 東南アジア
工業用塗料需要が新興国経済減速の影響から低調であったものの、修繕船向け塗料需要が堅調であったことから、売上高は13,185百万円(同11.6%増)となりました。
⑤ 欧州・米国
堅調な修繕需要により船舶用塗料需要が増加したことから、売上高は15,678百万円(同25.9%増)となりました。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,428百万円増加し、26,828百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシュ・フローは、9,774百万円となりました。主な増加は、税金等調整前当期純利益10,383百万円、売上債権の増減額3,128百万円であり、主な減少は、仕入債務の増減額4,448百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用されたキャッシュ・フローは、3,552百万円となりました。主な減少は、定期預金の預入による支出12,380百万円、主な増加は、定期預金の払戻による収入10,903百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用されたキャッシュ・フローは、3,133百万円となりました。主な減少は、借入金の返済による支出1,489百万円、配当金の支払額1,059百万円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00897] S1007SKS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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