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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005AUM

有価証券報告書抜粋 中外鉱業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済政策の金融緩和策を背景に企業収益の改善等、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、消費増税前の駆け込み需要の反動減による個人消費の減速、海外景気の下振れ懸念等、先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、貴金属市況において、金生産能力に見合った原料の集荷量が当初見込みを下回ったものの、10月末の日銀による量的緩和政策の実施により円安が進み、金・銀・プラチナ等の貴金属価格が上昇基調で推移したことが寄与し、業績は堅調に推移いたしました。宝飾市況においては、個人消費の本格的な回復が見込めず、依然厳しい環境のもと推移いたしました。不動産市況においては、住宅ローン減税等の経済政策や低金利の継続等、住宅購買意欲は回復基調にあるものの、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減等の影響により、厳しい状況のもと推移いたしました。機械事業においては、海外自動車市場の堅調さを背景に受注環境は国内及び欧米を中心に回復基調にあり、中古工作機械業界においても概ね堅調に推移いたしました。投資事業におきましては、有利で安定した運用を基本としており、金先物取引において運用益を計上いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は20,814,920千円(前年同期14,578,628千円 42.8%増)、営業損益は244,846千円の損失(前年同期は468,911千円の利益)、経常損益は350,514千円の損失(前年同期は415,801千円の利益)、当期純損益は466,194千円の損失(前年同期は180,460千円の損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①貴金属事業
貴金属事業におきましては、金生産能力に見合った原料の集荷量が当初見込みを下回ったものの、10月末の日銀による量的緩和政策の実施により円安が進み、金・銀・プラチナ等の貴金属価格が上昇基調で推移したことが寄与し、業績は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は16,331,292千円(前年同期9,474,639千円)、営業損益は81,003千円の利益(前年同期208,573千円の損失)となりました。
②宝飾事業
宝飾事業におきましては、ダイヤモンドや宝飾品の仕入、販売を行っており、売上高は1,930,413千円(前年同期1,118,613千円)、営業損益は115,014千円の損失(前年同期92,318千円の損失)となりました。
③不動産事業
不動産事業におきましては、低金利の継続と税制等の政策支援により、一部で在庫調整が進捗するなど好転の兆しが見られる他、ビル賃貸市場では、都内オフィスビルの需要増に伴う空室率の低下等、回復の兆しが見られるものの、当社を取り巻く環境は、資金調達環境に改善の兆しが見られず、業績は低調に推移いたしました。
この結果、売上高は522,792千円(前年同期497,410千円)、営業損益は8,456千円の利益(前年同期129,498千円の損失)となりました。
④機械事業
機械事業におきましては、海外自動車市場の堅調さを背景に受注環境は国内および欧米を中心に回復基調にあり、中古工作機械業界においても概ね堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は1,812,685千円(前年同期2,034,953千円)、営業損益は25,795千円の利益(前年同期37,678千円の損失)となりました。
⑤投資事業
投資事業におきましては、東京商品取引所東京金先物に投資を行っており、営業損益は178,929千円の利益(前年同期1,389,449千円の利益)となりました。
⑥研究開発事業
研究開発事業におきましては、化石燃料に代わる環境に優しい再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、風力)の研究開発等を行っており、売上高は5,180千円(前年同期6,706千円)、営業損益は40,116千円の損失(前年同期125,050千円の損失)となりました。
なお、2014年9月30日付で研究開発事業を廃止いたしました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、税金等調整前当期純損失351,480千円等による減少があったことから前連結会計年度末に比べ469,739千円減少し1,176,815千円となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は330,493千円(前連結会計年度は1,151,846千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失351,480千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は513千円(前連結会計年度は509,622千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出6,435千円等の資金の減少があったものの、敷金保証金の減少による収入8,102千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は139,760千円(前連結会計年度は148,353千円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出139,680千円等の資金の減少があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00027] S1005AUM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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