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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082SU

有価証券報告書抜粋 中部飼料株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況
1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
記載しております。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、みらい飼料株式会社を連結子会社化したことなどにより、売上高は前期比9.8%増の1,701億72百万円となりました。営業利益は、飼料業界の競争が一層激化しているものの、畜産飼料の販売量増加、差別化飼料による利益率の向上、水産飼料の利益増加などにより、前期比18.6%増の34億23百万円となりました。経常利益は、営業外収益に貸倒引当金戻入額を計上したことや前期に営業外費用に計上した貸倒引当金繰入額がなくなったことなどにより、前期比24.2%増の37億33百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に特別損失に計上した災害による損失がなくなったことなどにより、前期比61.6%増の26億9百万円となりました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
主要事業である飼料においては、その飼料原料の90%以上を輸入穀物によって生産しております。穀物相場は世界的な人口増加や新興国の急速な経済成長による需給バランスの変化や生産国の在庫率、世界経済の動向等により近年大きく変化しております。このように飼料における原料コストは穀物相場によって大きく影響を受けます。また輸入穀物のため為替、船運賃等の動きにも影響を受けます。これらの原料コストの変動に伴う対応として飼料業界では飼料販売価格の改定を四半期毎に行っておりますが、改定幅の決定が収益に大きく影響を及ぼします。また、飼料販売価格の変動による畜産経営への影響を緩和するために、配合飼料価格安定制度があります。同制度により、配合飼料メーカーが負担する飼料価格安定基金負担金の増減が当社の損益に大きく影響を及ぼします。

(4) 資本の財源及び資金の流動性について
営業活動によるキャッシュ・フローは、50億28百万円の資金獲得となりました。これは主に税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、74億16百万円の資金使用となりました。これは主に固定資産及び有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは、57億65百万円の資金獲得となりました。これは主に借入金の増加及び株式の発行による収入によるものです。

(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、中長期的な観点から立案された経営目標の達成に向けて当社グループの業績向上に努めております。主な事業である飼料事業において当社グループを取巻く環境は、原料相場における先行き不透明感、TPP等の進捗や政策変更による飼料事業を取り巻く環境の変化、畜産物消費の減少に伴う配合飼料需要の減少等が懸念され、さらに厳しさを増すことが予想されます。
このような状況のなか、当社グループは、みらい飼料株式会社を活用した工場の全体最適化、畜産家との取組強化による差別化飼料の拡販、生産性向上やスケールメリットを活かしたコストダウン等により、中期経営計画の達成を目指してまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00439] S10082SU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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