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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059GP

有価証券報告書抜粋 丸大食品株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や円安を背景に一部企業の業績が改善されるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、2014年4月の消費税率引き上げなどを背景に生活必需品に対する購買意欲の冷え込みが続くなど、消費者マインドの回復は鈍く景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

加工食品事業におきましては、原材料価格の高止まりや競合他社との販売競争激化などから引き続き厳しい状況が続いております。また、食肉事業につきましては、牛肉は出荷頭数減少などから相場は前年度を上回る水準で推移しました。豚肉は豚流行性下痢(PED)の影響などにより相場は高値で推移するなか、輸入豚肉は供給回復を受けて相場は落ち着きを取り戻しつつありますが、食肉全体では依然として厳しい環境下にあります。

このような状況のなか、当社グループは、お客様に、より安全でより安心して召し上がっていただける食品を提供する総合食品メーカーとして、真に社会的存在価値が認められる企業を目指し、「基盤事業の強化」「多角化戦略の推進」「ローコスト経営の促進」などの基本方針を軸に企業活動を推進してまいりました。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は前連結会計年度比4.0%増の2,223億16百万円、営業利益は同4.6%減の27億30百万円、経常利益は同1.7%増の31億31百万円、当期純利益は同4.6%増の18億5百万円となりました。

〔セグメントの概況〕
① 加工食品事業
ハム・ソーセージ部門では、発売20周年を迎えました「燻製屋熟成あらびきウインナー」などの主力商品を中心に、「優雅なひととき」プレゼントキャンペーンなどの販売促進を実施し売上拡大に努めました。また、おいしさはそのままに塩分をカットした「うす塩」シリーズや、人気キャラクターがプリントされた「妖怪ウォッチ ウインナー」などの新商品を投入し積極的に拡販しました。中元・歳暮ギフトにつきましては、2014年度モンドセレクション食品部門において3年連続最高金賞を受賞しました商品を中心に詰め合わせた「王覇」シリーズなどの拡販を図りました。以上の結果、当部門の売上高は前連結会計年度比1.9%の増収となりました。

調理加工食品部門では、韓国家庭料理チゲの素「スンドゥブ」シリーズに「海鮮キムチ味」を投入、豊富なラインナップを取り揃えることなどにより売上高は堅調に推移しました。また、素材の旨みたっぷりの個食タイプの冷製スープ「Soup BIZ(スープビズ)」シリーズや、香り豊かな中辛タイプの「キーマカレー」などの新商品を投入し積極的な売上拡大に努めました。デザート・飲料につきましては、主力商品の「SWEET CAFE」シリーズを対象に販売促進キャンペーンを実施し売上拡大に努め、ブラックタピオカ入り飲料の「TAPIOCA TIME」シリーズが堅調に推移したことなどから、当部門の売上高は前連結会計年度比8.3%の増収となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は前連結会計年度比4.5%増の1,569億52百万円となりました。営業利益は、コスト削減に努めたものの原材料価格の高騰や競合他社との販売競争激化などから前連結会計年度比27.5%減の18億85百万円となりました。


② 食肉事業
牛肉につきましては、相場が高値で推移する環境下において、米国産ブランド牛肉などの拡販を積極的に図りました。豚肉につきましては、豚流行性下痢(PED)の影響による供給の減少や米国西海岸港湾労使問題による輸入の減少などにより相場が高騰するなか、国産豚肉などの販売強化に努めました結果、売上高は堅調に推移しました。

以上の結果、当セグメントの売上高は前連結会計年度比3.0%増の650億2百万円となりました。営業利益は、前年同期を大きく上回り6億66百万円となりました。

③ その他事業
その他事業の売上高は前連結会計年度比1.0%減の3億62百万円、営業利益は前連結会計年度比10.8%減の 1億78百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度増 減
営業活動によるキャッシュ・フロー10,6765,609△5,066
投資活動によるキャッシュ・フロー△3,035△3,853△817
財務活動によるキャッシュ・フロー△3,573△2,733839
現金及び現金同等物の増減額4,070△974△5,045
現金及び現金同等物期末残高14,89713,922△974

営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加などにより運転資金が増加しましたが、税金等調整前当期純利益の計上などから56億9百万円増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、生産設備の増強・合理化や品質の安定のための固定資産の取得による支出などから、38億53百万円減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の処分による収入がありましたが、少数株主への払戻による支出や有利子負債の返済、配当金の支払いなどから、27億33百万円減少しました。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて9億74百万円減少し、139億22百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00458] S10059GP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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