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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJH3

有価証券報告書抜粋 乾汽船株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済環境としては、米国では所得や個人消費を取り巻く環境の改善を背景に景気は堅調に推移し、欧州では英国のEU離脱による混乱は落ち着き、景気は緩やかに回復しました。中国では公共投資により景気が下支えられ、減速感は一服しました。日本経済におきましては個人消費や設備投資の回復は依然弱いものの、雇用情勢は底堅く、景気は緩やかに持ち直しつつあります。
このような状況下、当連結会計年度における当社グループの業績に起きましては、売上高は17,889百万円、営業損益は2,179百万円の損失、経常損益は2,346百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純損益は880百万円の損失となりました。

当社グループのセグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 外航海運事業(ロジスティクス)
外航海運事業におけるドライバルク船市況は、歴史的な市況低迷期から徐々に回復してまいりましたが、依然として船腹供給過多の状況が継続しており、本格的な回復には至らず採算を大幅に割り込む水準となりました。11月以降、大西洋において市況が急回復する局面がありましたが、当社船隊は太平洋を主要水域としており、影響は限定的でした。
このような状況下、当社グループの外航海運事業におきましては、売上高は前年同期比2,610百万円減収(△22.7%)の8,897百万円となりましたが、セグメント損益は前連結会計年度における減損損失計上に伴う減価償却費の減少等により、前年同期比1,218百万円改善し、3,484百万円の損失となりました。
② 倉庫・運送事業(ロジスティクス)
国内の物流業界におきましては、貨物保管残高は前年同期を下回る水準で推移し、貨物取扱量は前年同期と概ね同水準で推移いたしました。
このような状況下、当社グループの倉庫・運送事業におきましては、前第2四半期連結会計期間より連結子会社となったイヌイ運送株式会社の収益寄与により、売上高は前年同期比326百万円増収(+7.8%)の4,504百万円となりました。セグメント損益は売却による施設の減少等により、前年同期比6百万円減益の11百万円の損失となりました。
③ 不動産事業
都心部の賃貸オフィスビル市況は空室率の改善傾向が見られ、賃料水準も小幅な上昇が続いております。また、東京23区の賃貸マンション市況は昨年の年明け以降、軟化傾向にあり前年同期を若干下回る水準で推移いたしました。
このような状況下、当社グループの不動産事業におきましては、既存賃貸物件の稼働率が上昇したものの、持分法適用会社の株式譲渡に伴う施設の減少等により、売上高は前年同期比491百万円減収(△9.9%)の4,487百万円となりました。セグメント利益は既存賃貸物件の稼働率上昇による収益寄与に伴い、前年同期比44百万円増益(+2.0%)の2,220百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して2,855百万円増加し、13,121百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の結果として得られた資金は、384百万円となりました。これは主として、税金等調整前当期純損失1,116百万円、投資有価証券売却益1,224百万円、非資金損益項目である減価償却費2,792百万円等によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の結果として得られた資金は、3,660百万円となりました。これは主として、投資有価証券売却による収入によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の結果として使用した資金は、1,176百万円となりました。これは主として、長期借入金の返済及び調達等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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