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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055CM

有価証券報告書抜粋 京極運輸商事株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による金融・経済政策により、円安や株価上昇を背景に、大手企業を中心とした業績改善や雇用環境の変化も見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
しかしながら、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動で、個人消費は伸び悩み、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
物流業界におきましては、燃料価格の高止まりは一段落したものの、内需の低迷により総輸送量は減少し、またドライバー不足の問題も抱え、引き続き厳しい経営環境下にあります。
このような状況下、当社グループにおきましては、営業力強化と業務効率化に努めてまいりました。
石油販売事業における販売数量及び販売平均単価の減少、港湾運送及び通関事業における主要荷主の輸出取扱量の減少、貨物自動車運送事業における中津事業所及び鹿島事業所の閉鎖による減収、タンク洗滌・修理事業における当連結会計年度に終了した工事件数が少なかった事による減収等もありましたが、ドラム缶等販売事業における新缶及び再生缶の販売数量の増加、倉庫事業における新規取引先の開拓などによる増収があり、売上高は9,042百万円と前連結会計年度に比べ80百万円(0.9%)の増収となりました。
これを商品売上と役務売上に分けますと、前連結会計年度に比べ前者は187百万円(5.0%)の増収、後者は108百万円(△2.1%)の減収となります。
次に損益面につきましては、倉庫賃借料及び営業車両賃借料等の固定費の削減、また、期後半からの燃料価格の下落による燃料費の削減効果により、営業利益は152百万円と前連結会計年度に比べ95百万円(164.1%)の増益となりました。また、持分法適用会社の業績改善などにより、経常利益は181百万円と前連結会計年度に比べ120百万円(199.2%)の増益となり、当期純利益は93百万円と前連結会計年度に比べ70百万円(316.5%)の増益となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 石油・ドラム缶等販売事業
石油販売においては、販売数量及び販売平均単価の減少による減収もありましたが、ドラム缶等販売においては、新缶及び再生缶の販売数量増加により増収となりました。結果として、売上高は3,910百万円と前連結会計年度と比べ187百万円(5.0%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は75百万円と前連結会計年度と比べ13百万円(21.1%)の増益となりました。
② 貨物自動車運送事業
前連結会計年度の中津事業所閉鎖及び当連結会計年度の鹿島事業所閉鎖による輸送数量の減少により減収となりました。また、原油価格の下落による燃料費の減少、営業車両賃借料・減価償却費等の削減等により、結果として、売上高は3,247百万円と前連結会計年度と比べ70百万円(△2.1%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は212百万円と前連結会計年度と比べ39百万円(22.7%)の増益となりました。

③ 港湾運送及び通関事業
主要取引先の北米向け製品の輸出取扱量の減少により減収となりましたが、事務の効率化に努め、結果として、売上高は453百万円と前連結会計年度と比べ35百万円(△7.1%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は37百万円と前連結会計年度と比べ3百万円(8.6%)の増益となりました。
④ 倉庫事業
新規取引先との取引による合成樹脂及びコハク酸の取引量の増加により増収となりました。また賃借料を中心とした原価の削減等により、結果として、売上高は529百万円と前連結会計年度と比べ24百万円(4.8%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は109百万円と前連結会計年度と比べ55百万円(102.6%)の増益となりました。
⑤ タンク洗滌・修理事業
工事受注件数は増加したものの、当連結会計年度に終了した工事件数が少なかった事による減収等がありました。また、洗浄用マシン等の機械装置に対する修繕費の減少等により、結果として、売上高は902百万円と前連結会計年度と比べ27百万円(△2.9%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は38百万円と前連結会計年度と比べ2百万円(4.7%)の増益となりました。

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ167百万円増加し、当連結会計年度末には1,139百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により得られた資金は413百万円(前連結会計年度は384百万円の獲得)となりました。前連結会計年度からの主な変動は、税金等調整前当期純利益が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により使用した資金は72百万円(前連結会計年度は184百万円の使用)となりました。前連結会計年度からの主な変動は、有形固定資産の取得による支出の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は174百万円(前連結会計年度は188百万円の使用)となりました。前連結会計年度からの主な変動は、長期借入金の返済による支出の減少及び自己株式の取得による支出の減少によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04197] S10055CM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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