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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J7OX (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 伯東株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループにおける研究開発活動は工業薬品事業が行っております。当連結会計年度における活動状況は以下のとおりであります。
(1)方針および目的
当社は、石油・石油化学工業、紙・パルプ工業、自動車工場などの各種産業プロセスにおける生産性向上と、省資源、省エネルギー、環境改善を目的とするスペシャリティーケミカルを提供しております。
近年、国内の石油精製は業界再編や生産拠点の統廃合を背景に縮小傾向が続いており、当連結会計年度においても好調な海外市況に支えられて設備稼働率は高く維持されているものの、自動車の低燃費化や電力の燃料転換などの構造的な変化を受けて国内需要は減少を続けております。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、燃料等の石油精製品需要は更なる減少が見込まれております。同様に、紙・パルプ産業においても、板紙や家庭紙需要は堅調なものの、新聞や印刷情報用紙等の需要は減少し続けており、今後も需要全体は減少が続くものと見込まれております。
このような環境下において、当社は顧客の効率化ニーズに応えるため、省エネルギーに寄与する製品の開発に注力するとともに、既存技術の他分野への展開も図っております。
化粧品分野においては、オリジナル原料であるアルカシーランの販売、アルカシーランをベースにした処方によるOEMビジネス、及び自社ブランド化粧品「TAEKO」の開発販売を行っております。
(2)主な研究・技術開発の内容
①工業用薬品開発
石油精製分野においては、石油精製装置用の汚れ防止剤のテストを通じて、適用条件の詳細な検証を行っております。石油化学分野においては、引き続きゴム用消泡剤の改良に注力して、顧客の状況に合わせた製品設計を進めております。紙パルプ分野においては、生産プロセスにおける脱水性の向上と乾燥コストの低減に寄与するフェルト用洗浄剤の開発を行っております。
引き続き、それぞれの市場において広く受け入れられるように製品の改良を進めるとともに、新規分野への展開を企図しております。
②化粧品関連
2018年2月に設立した連結子会社の伯東ライフサイエンス株式会社では、自社ブランド化粧品「TAEKO」向けにスキンケア処方の研究を行っております。また、大学と共同で「新規バイオポリマー」の研究開発に着手し、さらに、「TAEKO」をライフスタイルブランドとするべく、発酵技術による「人と環境に優しい製品」の開発にも取り組んでおります。
③新規分野開発
建材分野においては、建築材料の軽量化に繋がる嵩高剤の開発を中心に進めております。また、塗料分野においては、既存技術を応用した消泡剤、洗浄剤、防腐剤等の製品化に向けて取り組んでおります。
(3)研究開発費
当連結会計年度の研究開発費の総額は工業薬品事業において109百万円(消費税等は含まれておりません)であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02802] S100J7OX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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