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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100285A

有価証券報告書抜粋 保土谷化学工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
わが国経済は、株価の上昇や円安が進行し、企業収益や個人消費の一部に改善がみられ、
緩やかに回復しました。
しかしながら、円安による原材料・燃料の高騰など、先行き不透明な状況が続きました。

このような情勢下、保土谷化学グループ(以下、当社グループ)は、
中期経営計画“ HONKI 2013 ”
(Hodogaya as Only one, Number one with our Key technology and Imagination)
の達成に向けて、諸施策を実施してまいりました。

基盤事業では、過酸化水素及びその周辺製品の強化を図るために、
日本パーオキサイド㈱を合併いたしました。
その合併により、郡山工場のコスト削減を進めてまいりました。
成長事業では、有機EL材料事業の更なる展開を図るために、
SFC CO.,LTD.(大韓民国)の生産体制の増強を行いました。

以上の状況を背景に、当期の連結売上高は、
有機EL材料事業が、価格競争の激化等で減少したものの、
樹脂材料事業、特殊化学品事業が好調に推移したことにより、
前期比4億96百万円増(1.4%増)の356億87百万円となりました。
損益面では、コストダウンの寄与がありましたが、原材料・燃料価格の高騰等により、
営業利益は、34百万円(前期比96.2%減)、
経常損失は、3億10百万円(前期は経常利益6億11百万円)、
当期純損失は、カーボンナノチューブ開発推進に関わる特別損失もあり、
12億71百万円(前期は当期純損失90百万円)となりました。

当期の各セグメント別売上高等の概況は次の通りであります。

〔機能性色素セグメント〕
イメージング材料事業は、プリンター向け材料の需要の低迷が継続するものの、円安効果もあり、
前期並みとなりました。
色素材料事業は、新たに上市したカラートリートメント用染料の寄与があったことに加え、
アルミ着色用染料では、在庫調整に進展が見られ、スマートフォン向けは好調だったものの、
小型デジタル家電向けの低調が継続し、前期並みとなりました。
有機EL材料事業は、競争の激化が継続しており、
加えて、前期に子会社の決算期変更に伴う一時的な増加があったため、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、89億93百万円となり、前期比8億71百万円(8.8%)の減収
となりました。

〔機能性樹脂セグメント〕
樹脂材料事業は、PTG(ウレタン原料)が、堅調に推移し、
又、接着剤も海外での需要が大きく伸びたため、増収となりました。
建築材料事業は、消費増税前の一部駆け込み需要があり、
ウレタン系防水材の材料販売と防水工事が好調で、増収となりました。
特殊化学品事業は、樹脂関連・医薬品・受託分野のいずれも需要が好調で、増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、126億61百万円となり、前期比8億51百万円(7.2%)の
増収となりました。

〔基礎化学品セグメント〕
過酸化水素は、主力の紙パルプ分野で、円安により一部需要が回復し、
又、工業薬品向けも好調に推移しましたが、動物用医薬品の需要が減少したことにより、
前期並みとなりました。
その他、過酸化水素誘導品は、競争の激化により、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、69億29百万円となり、前期比1億15百万円(1.6%)の
減収となりました。

〔アグロサイエンスセグメント〕
アグロサイエンス事業は、家庭園芸用並びに芝用除草剤が好調に推移したことにより、
増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、52億59百万円となり、前期比3億61百万円(7.4%)の
増収となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、41億90百万円となり、
前期末比11億31百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費16億61百万円、棚卸資産の減少12億40百万円等により、
28億61百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得27億37百万円、
投資有価証券の取得9億24百万円等により、38億円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入24億30百万円、
長期借入金の返済による支出22億37百万円、配当金の支払額3億4百万円等により、
4億23百万円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00809] S100285A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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