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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AN38

有価証券報告書抜粋 保土谷化学工業株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における各国経済の動向について見てみますと、欧州経済は、英国のEU離脱決定により、
一時的に経済の混乱が見られましたが、景気は緩やかな回復が継続しました。
米国経済は、雇用環境の改善・底堅い個人消費により、景気は緩やかな拡大基調が続きました。
中国経済は、インフラ投資の加速や住宅販売の加速等により、景気は徐々に上向いてきたものの
不動産投資の過熱を抑制するため、引き締め気味の金融調節の結果等から、
経済成長は、緩やかに減速しました。
その中、わが国の経済は、堅調な雇用環境に支えられ、個人消費には持ち直しの兆しが見られる等、
景気は緩やかに持ち直しました。

このような情勢下、当期の連結売上高は、色素材料や、有機EL材料の需要増加等により、
前期比9億12百万円増(2.7%増)の347億39百万円になりました。
損益面では、売上高の増加やコストダウンに加え、原燃料が低価格で推移したこと等により、
営業利益は、前期比13億円増(156.8%増)の21億29百万円となりました。
また、経常利益は、前期比14億60百万円増(230.6%増)の20億94百万円、
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比11億40百万円増(140.6%増)の19億51百万円となりました。

当期の各セグメント別売上高等の概況は、次のとおりであります。

〔機能性色素セグメント〕
イメージング材料事業は、プリンター向け材料の需要低迷と競争の激化で依然厳しい状況が続いており、
大幅な減収となりました。一方、色素材料事業は、デジタル家電向けアルミ着色用染料が好調に推移し、
大幅な増収となり、有機EL材料事業は、ディスプレイ分野での新規採用もあり、増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、82億31百万円となり、前期比6億7百万円(8.0%)の増収、
となりました。

〔機能性樹脂セグメント〕
樹脂材料事業は、円高の影響がありましたが、ウレタン原料での需要が国内外で堅調に推移しました。
また、タイヤ用途向け材料は需要が好調に推移したことにより、増収となりました。
一方、建築材料事業は、ウレタン系防水材料が競争激化により減収となり、特殊化学品事業は、医薬品分野での
需要減少や、円高の影響により、減収となりました。その他の仕入品でも競争激化により、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、121億59百万円となり、前期比4億35百万円(3.5%)の減収、
となりました。

〔基礎化学品セグメント〕
過酸化水素は、主力の紙パルプ向けが需要の減少により減収となりましたが、工業薬品向けで需要が増加し、
増収となりました。また、過酸化水素誘導品は、家庭用洗剤向けが増加し、増収となりました。
しかし、その他の仕入品の販売終了により、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、67億68百万円となり、前期比48百万円(0.7%)の増収、
となりました。

〔アグロサイエンスセグメント〕
除草剤は、鉄道向けで需要が増加したものの、家庭園芸向けで減収となり、前期並みとなりました。
また、殺虫剤は、需要の増加により増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、48億31百万円となり、前期比1億30百万円(2.8%)の増収、
となりました。

〔物流関連セグメント〕
倉庫業が堅調に推移したことに加え、輸出の取り扱いが好調に推移したこと等により、
大幅な増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、25億11百万円となり、前期比5億62百万円(28.9%)の増収、
となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、65億97百万円となり、
前期末比4億21百万円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益21億15百万円、減価償却費15億61百万円、
売上債権の増加6億6百万円等により、31億円の収入となりました。(前期は23億22百万円の収入)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出11億76百万円、
有形及び無形固定資産の取得による支出6億35百万円、定期預金の払戻による収入14億34百万円等により、
5億7百万円の支出となりました。(前期は7億80百万円の支出)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出18億1百万円、
配当金の支払額3億92百万円等により、22億41百万円の支出となりました。(前期は18億80百万円の支出)


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00809] S100AN38)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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