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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AK5B

有価証券報告書抜粋 冨士ダイス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、見積りによる判断が含まれておりますが、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。

(2) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、特定市場への依存や他社との競合など経済状況の変動を含め、様々な要因が挙げられ、詳細につきましては、「第2 事業の状況 4事業等のリスク」に記載のとおり、認識しております。これらのリスクについては発生の回避および発生した場合にはその対応に努める所存です。

(3) 経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績につきましては「第2 事業の状況 1業績等の概要」に記載のとおり、超硬製工具類では、国内向けの大型パイプ用ダイスや海外向けの溝付きプラグ、生産設備用の刃物類が市況の変化により低調であったものの、海外向けの熱間圧延ロールや混錬工具の販売が増加し、売上高は4,523百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。
超硬製金型類では、製缶金型が好調に推移したものの、電池関連金型の販売が計画を下回る等、売上高は4,101百万円(前連結会計年度比0.8%減)となりました。
その他の超硬製品では、粉末成形金型用の超硬合金チップや精密プレス金型用の超硬合金チップが引き続き堅調に推移したことにより、売上高は3,698百万円(前連結会計年度比3.5%増)となりました。
超硬以外の製品では、半導体用のセラミックス製品およびレンズ成形用のFHR製品が前年度特需の反動減により低調となったものの、半導体用の混錬工具や引抜鋼管が堅調に推移したことにより、売上高は4,324百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は16,648百万円(前連結会計年度比3.7%増)となりました。利益につきましては、営業利益は売上高の増加等により1,161百万円(前連結会計年度比20.6%増)、経常利益は為替差損の減少等により1,194百万円(前連結会計年度比24.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は855百万円(前連結会計年度比16.7%増)となりました。

(4) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の資産の部は、25,245百万円(前連結会計年度末23,633百万円)となり、1,611百万円増加いたしました。流動資産は14,056百万円(前連結会計年度末13,995百万円)となり、61百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が409百万円増加、原材料及び貯蔵品が184百万円、仕掛品が88百万円減少したことによるものであります。また、固定資産は11,188百万円(前連結会計年度末9,638百万円)となり、1,550百万円増加いたしました。これは主に、建物及び構築物(純額)が1,533百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末の負債の部は、7,409百万円(前連結会計年度末6,257百万円)となり、1,151百万円増加いたしました。流動負債は5,545百万円(前連結会計年度末4,347百万円)となり、1,198百万円増加いたしました。これは主に、流動負債のその他に含まれる設備支払手形が649百万円、未払法人税等が309百万円増加したことによるものであります。また、固定負債は1,863百万円(前連結会計年度末1,909百万円)となり、46百万円減少いたしました。これは主に、リース債務が24百万円、退職給付に係る負債が16百万円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産の部は、17,836百万円(前連結会計年度末17,376百万円)となり、459百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益等の計上によって利益剰余金が415百万円増加したことによるものであります。


(5) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ76百万円減少し、6,506百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益1,111百万円、減価償却費1,007百万円の計上などにより2,289百万円の収入(前年同期は1,286百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出1,782百万円などにより1,866百万円の支出(前年同期は907百万円の支出)となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フローは423百万円の収入(前年同期は378百万円の収入)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払額440百万円などにより471百万円の支出(前年同期は551百万円の支出)となりました。

(6) 経営戦略の現状と見通し
当社グループの主たる利益基盤は、超硬合金を用いた耐摩耗工具の製造・販売であります。当社グループは超硬合金の工具・金型の製造に必要な工程を全てグループ内で一貫生産しており、また技術的な専門知識を有した当社グループ約100名の営業担当と当社の技術者が顧客と緊密なコミュニケーションを行うことにより、高精度・長寿命の工具・金型を供給することで他社との差別化を図っております。当社グループは、顧客の業種や規模に関係なく工具・金型に対する要望に応えることに努めており、現在では当社グループの顧客は鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、電気・電子機器、精密機器・機械から化学、食品産業等の幅広い業種に広がっております。
今後につきましては、当社グループに対する顧客の要求や当社グループを取り巻く競争環境が一段と厳しくなると想定しており、このような環境下において持続的成長の実現を通じて企業価値の最大化を目指すため、「第2 事業の状況 3経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に掲げた施策を推進してまいります。

(7) 経営者の問題認識と今後の方針
当社グループは、現在の事業環境および入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、企業価値を最大限に高め、強固な企業体質を確立すべく努めております。具体的には「第2 事業の状況 3経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31594] S100AK5B)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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