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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050BM

有価証券報告書抜粋 北陸電話工事株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社の研究開発活動は、「オリジナル技術を生かした付加価値の高い研究開発の実施」を基本に、環境問題を考慮しつつ、安全の確保、生産性及び品質の向上を目的とし、事業の成長・拡大に結びつく商品、工法、ソフト、システム等の開発に取り組んでおります。
具体的には、現業部門からの要請に基づく機械工具の改善開発など設計施工技術に関する独自の研究開発のほか、新規事業参入のためのシステム商品開発にも取り組んでおり、具体的な研究開発例としては、下記のテーマがあります。
なお、当連結会計年度における当グループの研究開発費の総額は、26,527千円であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) 通信建設事業
① ドロップ光ファイバ対照器の開発
ドロップ光ファイバの支持線を利用し、多条布設されたドロップ光ファイバの中から目的の1条を特定する対照器を継続して開発しております。本対照器には直流により確実にドロップ光ファイバの対照を可能とする接触型と誘導信号を利用したケーブルをクランプするだけで簡単に対照確認が可能な非接触型があります。いずれも小型・軽量で操作が容易で、作業場所や使用目的に応じたドロップ光ファイバの対照ができ、誤切断等の設備事故防止にもつながります。
2014年度は非接触型について、対照信号を工夫し、より正確な対照ができるよう改善を図りました。なお、この工夫した対照信号方式については、特許出願しております。
② 鋼管打ち込み治具の開発
山間部、斜面等、重機の入れない場所での柵設置等での、鋼管パイプ打ち込みを人力で簡単にかつ安全にできる治具を開発しました。
この治具については、第50回石川県発明くふう展(2014年10月)に出品し、金沢商工会議所会頭賞を受賞しました。
③ 工事看板(電子化)自動写し込みシステムの開発
工事竣工時、現場での完成品の写真撮影に使用する、工事日、工事箇所等を記載した工事看板について、現場でその情報を手書きすることなく、事前に施工管理システム等に登録されている情報を活用し、携帯電話、タブレット端末のカメラ機能で撮影する際、自動で写し込めるシステムを開発しました。
なお、このシステムについては、発注者様にVE提案をしております。
(2) 情報システム事業
① ワンセグ型エリア放送システムの開発
ワンセグ型エリア放送が可能なシステムを開発しました。エリア放送は地上デジタル移行による空き周波数帯であるホワイトスペースを活用した、特定の狭小な区域における放送であり、スタジアムや商店街、地域の観光情報等の発信のほか災害時にも活用される事が想定されています。本システムは専門知識や技術がなくても簡単にデータ放送付きのワンセグ型エリア放送が可能となっています。
② データ放送クラウドサービスの開発
通信コンテンツを中心としたデータ放送をインターネット上のクラウドサーバより配信することで、新たな設備を導入することなく、局独自のデータ放送の配信を実現したサービスを開発しました。
従来、放送局やケーブルテレビ局が局独自のデータ放送を送出する場合、高額な放送設備を導入する必要がありましたが、本サービスが用意するポータルコンテンツへのリンクを貼るだけで、パズルなどの気軽に楽しめるコンテンツから、番組とデータ放送、スマートフォンアプリが連動するセカンドスクリーンなどの高度なコンテンツまで、多彩なコンテンツを放送することができます。

なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00213] S10050BM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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