有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050BM
北陸電話工事株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、アベノミクスの諸政策により企業部門・家計部門ともに所得から支出への前向きな循環メカニズムがしっかりと作用し続け、景気は緩やかな回復基調を続けています。
情報通信分野においては、当社グループの主要な取引先である西日本電信電話株式会社(NTT西日本)におかれましては次世代ネットワーク・サービスである「フレッツ光ネクスト」の提供エリアを拡大されています。2014年12月末での全国のブロードバンドサービス契約数は1億1,300万となり、そのうち光ファイバーは前年同期比137万増の2,638万となっています。ブロードバンドサービス全体に対する光ファイバーのシェアは、3.9世代移動通信システム(LTE)が急激に伸びているので、前年同期30%が23%と低減していますが、固定系サービスとしては主流のサービスとなっています。今後、光ファイバーサービスは移動通信サービスをはじめとする各種サービスへ「卸売り」の形で利用されることが期待されます。
このような状況の中で当社グループの受注高は、公共・民間分野の工事では消防無線工事、新幹線関連工事、CATV関連工事の受注により増加しましたが、NTT関連工事ではフレッツ光ネクスト開通工事の小規模化により減少し、結果として134億9千7百万円(前期比3.8%減)となっております。売上高は、NTT関連工事、公共・民間分野の工事とも減少し、135億3千6百万円(前期比7.8%減)となっております。
利益面につきましては、当社グループを挙げて生産性の向上およびコスト削減施策等を実施しましたが、売上高の減少により営業利益は2億2千7百万円(前期比44.3%減)、経常利益は2億6千万円(前期比40.5%減)となり、当期純利益は税制改正により繰延税金資産の取崩し等を行ったため9千万円(前期比59.0%減)となっております。
なお、セグメント間取引相殺消去前の各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(通信建設事業)
売上高はNTT関連工事ではフレッツ光ネクスト開通工事の小規模化により減少し、公共・民間分野の工事でもCATV関連工事、新幹線関連工事、消防無線関連工事があったものの減少し、124億5千9百万円(前期比7.3%減)となり、セグメント利益は10億2千1百万円(前期比13.2%減)となっております。
(情報システム事業)
売上高はソフトウェア開発やシステム開発があったものの減少し、10億9千6百万円(前期比12.9%減)となり、セグメント利益は6千9百万円(前期比33.4%減)となっております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ3億8千3百万円減少の21億1百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は4億8千6百万円であり、その主な要因は、税金等調整前当期純利益2億6千2百万円、減価償却費2億4千2百万円及び売上債権の減少4億3百万円による資金の増加と、仕入債務の減少2億3千9百万円及び法人税等の支払額1億3千8百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は7億6千5百万円であり、その主な要因は、有形固定資産の取得7億2千5百万円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は1億4百万円であり、その主な要因は、配当金の支払7千6百万円による資金の減少であります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、アベノミクスの諸政策により企業部門・家計部門ともに所得から支出への前向きな循環メカニズムがしっかりと作用し続け、景気は緩やかな回復基調を続けています。
情報通信分野においては、当社グループの主要な取引先である西日本電信電話株式会社(NTT西日本)におかれましては次世代ネットワーク・サービスである「フレッツ光ネクスト」の提供エリアを拡大されています。2014年12月末での全国のブロードバンドサービス契約数は1億1,300万となり、そのうち光ファイバーは前年同期比137万増の2,638万となっています。ブロードバンドサービス全体に対する光ファイバーのシェアは、3.9世代移動通信システム(LTE)が急激に伸びているので、前年同期30%が23%と低減していますが、固定系サービスとしては主流のサービスとなっています。今後、光ファイバーサービスは移動通信サービスをはじめとする各種サービスへ「卸売り」の形で利用されることが期待されます。
このような状況の中で当社グループの受注高は、公共・民間分野の工事では消防無線工事、新幹線関連工事、CATV関連工事の受注により増加しましたが、NTT関連工事ではフレッツ光ネクスト開通工事の小規模化により減少し、結果として134億9千7百万円(前期比3.8%減)となっております。売上高は、NTT関連工事、公共・民間分野の工事とも減少し、135億3千6百万円(前期比7.8%減)となっております。
利益面につきましては、当社グループを挙げて生産性の向上およびコスト削減施策等を実施しましたが、売上高の減少により営業利益は2億2千7百万円(前期比44.3%減)、経常利益は2億6千万円(前期比40.5%減)となり、当期純利益は税制改正により繰延税金資産の取崩し等を行ったため9千万円(前期比59.0%減)となっております。
(単位:百万円) |
項 目 | 当期 | 前年同期 | 増減額 | 増減率 |
受注高 | 13,497 | 14,037 | △539 | △3.8% |
売上高 | 13,536 | 14,682 | △1,146 | △7.8% |
営業利益 | 227 | 407 | △180 | △44.3% |
経常利益 | 260 | 437 | △177 | △40.5% |
当期純利益 | 90 | 221 | △130 | △59.0% |
なお、セグメント間取引相殺消去前の各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(通信建設事業)
売上高はNTT関連工事ではフレッツ光ネクスト開通工事の小規模化により減少し、公共・民間分野の工事でもCATV関連工事、新幹線関連工事、消防無線関連工事があったものの減少し、124億5千9百万円(前期比7.3%減)となり、セグメント利益は10億2千1百万円(前期比13.2%減)となっております。
(情報システム事業)
売上高はソフトウェア開発やシステム開発があったものの減少し、10億9千6百万円(前期比12.9%減)となり、セグメント利益は6千9百万円(前期比33.4%減)となっております。
(単位:百万円) |
項 目 | 当期 | 前年同期 | 増減額 | 増減率 | |
通信建設事業 | 売上高 | 12,459 | 13,442 | △983 | △7.3% |
セグメント利益 | 1,021 | 1,176 | △154 | △13.2% | |
情報システム事業 | 売上高 | 1,096 | 1,258 | △162 | △12.9% |
セグメント利益 | 69 | 104 | △35 | △33.4% |
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ3億8千3百万円減少の21億1百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は4億8千6百万円であり、その主な要因は、税金等調整前当期純利益2億6千2百万円、減価償却費2億4千2百万円及び売上債権の減少4億3百万円による資金の増加と、仕入債務の減少2億3千9百万円及び法人税等の支払額1億3千8百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は7億6千5百万円であり、その主な要因は、有形固定資産の取得7億2千5百万円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は1億4百万円であり、その主な要因は、配当金の支払7千6百万円による資金の減少であります。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00213] S10050BM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。