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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQ20

有価証券報告書抜粋 千寿製薬株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国の経済は、国内の雇用や所得環境の改善が続く中、欧米の景気回復が続いたこともあり、個人消費や輸出の持ち直しなどが進み、穏やかな景気回復基調が続きました。
医薬品業界では、高齢化による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価の増大が想定されるものの、後発医薬品の使用促進や長期収載品に対する薬価の引き下げに続き、新たに先発医薬品に対して価格抑制策が適用され、事業の予見性が低下しております。また、新薬開発型企業は、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰だけでなく、事業の予見性も低下しており、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと2016年度からスタートした’16年度-’20年度中期計画の初年度として「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、売上高は前年同期比0.3%増の379億14百万円となりました。
利益面におきましては、売上高は伸張したものの、研究開発費、支払特許権等使用料の増加及び受取配当金、受取技術料の減少等の影響により、経常利益は55億41百万円(前年同期比79.2%)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益と同様の背景に加え、関係会社株式評価損の発生等により、32億54百万円(前年同期比69.3%)となりました。

[①製薬事業]
緑内障・高眼圧症治療剤「アイファガン点眼液」「ルミガン点眼液」が増加し大きく売上に貢献しました。しかしながら非ステロイド性抗炎症点眼剤「ブロナック点眼液」「ニフラン点眼液」、角結膜上皮障害治療用点眼剤「ティアバランス点眼液」緑内障・高眼圧症治療剤「ミケラン点眼液」が前年を下回りました。
以上の結果、当事業における売上高は、377億89百万円(前年同期比0.1%増)となりました。
[②その他事業]
化粧品原料「EPC」等が前年同期に比べ109.1%増加いたしましたことから、当事業における売上高は、1億24百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益が46億4百万円(前年同期比28.7%減)と減少したこと及び法人税等の支払、固定資産の取得による支出等の要因により、前連結会計年度末に比べ2億25百万円減少し、当連結会計年度末には183億64百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は22億58百万円(前年同期比39.8%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が46億4百万円、減価償却費が19億69百万円があった一方、売上債権の増加31億15百万円、法人税等の支払16億89百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は23億95百万円(前年同期比19.1%減)となりました。これは主に投資有価証券の償還による収入が11億0百万円があった一方、有形固定資産の取得による支出19億49百万円、定期預金の預入による支出11億21百万円、無形固定資産の取得による支出3億95百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億31百万円(前年同期は10億62百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払い1億26百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00965] S100AQ20)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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