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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AO7M

有価証券報告書抜粋 味の素株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)重要な会計方針及び見積り
当社の連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」に記載しております。
連結財務諸表の作成に当たっては会計上の見積りを行う必要があり、各種引当金の計上、非金融資産の減損、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績又は各状況下で合理的と判断される前提に基づき見積りを実施しております。ただし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれら見積りと異なる場合があります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
売上高は前期を582億円下回る1兆911億円(前期比94.9%)となりました。地域別に見ますと、日本では、前期を5億円下回る5,195億円(前期比99.9%)となりました。海外では、為替の影響による調味料・加工食品(海外)の減収に加え、動物栄養の大幅な減収等により、前期を577億円下回る5,716億円(前期比90.8%)となりました。海外の地域別では、アジア、米州及び欧州でそれぞれ2,547億円(前期比92.8%)、2,269億円(前期比92.3%)及び899億円(前期比82.6%)となりました。なお、売上高海外比率は52.4%(前期は54.8%)となりました。

② 売上原価、販売費、研究開発費及び一般管理費、持分法による損益
売上原価は、売上高の減少に伴い、前期から529億円減少し、7,041億円(前期比93.0%)となりました。売上原価の売上高に対する比率は、コストダウン等により1.3ポイント改善し、64.5%となりました。販売費は、販売促進費等の削減に努め、為替の影響等もあり、前期から49億円減少し、1,694億円(前期比97.1%)となりました。研究開発費は、前期から5億円増加し、271億円(前期比 102.0%)となりました。一般管理費は、従業員給付費用の増加により前期から18億円増加し、961億円(前期比101.9%)となりました。持分法による損益は、当連結会計年度よりEAファーマ㈱が持分法適用会社となった影響等により、前期から13億円増加し、25億円(216.9%)となりました。

③ 事業利益
事業利益は、前期から12億円減少し、968億円(前期比98.7%)となりました。地域別にみますと、日本では446億円(前期比117.9%)、海外では522億円(前期比86.6%)となりました。日本において、冷凍食品(日本)や調味料・加工食品(日本)が増益となったことから、全体として増益となりました。海外において、為替の影響による調味料・加工食品(海外)の減益に加え、動物栄養の大幅な減益等により、全体として減益となりました。海外の地域別では、アジア、米州及び欧州でそれぞれ365億円(前期比 94.2%)、126億円(前期比72.5%)及び29億円(前期比75.2%)となりました。なお、事業利益海外比率は53.9%(前期は61.4%)となりました。
セグメント別の事業利益の詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記 6.セグメント情報」をご参照ください。

④ その他の営業収益(費用)
その他の営業収益は、前期に計上した段階取得に係る差益の影響等がなくなり、前期から143億円減少し、95億円(前期比40.0%)となりました。その他の営業費用は、前期から4億円増加し、227億円(前期比102.0%)となりました。

⑤ 営業利益
営業利益は、前期に計上した段階取得に係る差益の影響等がなくなったこと等により、前期を160億円下回り、836億円(前期比83.9%)となりました。

⑥ 金融収益(費用)
金融収益は、前期から19億円増加し、72億円(前期比137.6%)となりました。金融費用は、前期から19億円減少し、42億円(前期比68.1%)となりました。

⑦ 親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の所有者に帰属する当期利益は前期を182億円下回り、530億円(前期比74.4%)となり、 1株当たり当期利益は92円81銭(前期は121円23銭)となりました。

(3)当連結会計年度の連結財政状態の分析
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末の1兆2,738億円に対して762億円増加し、 1兆3,501億円となりました。これは主に、第3四半期連結会計期間においてプロマシドール・ホールディングス社の株式を取得したことや、味の素ゼネラルフーヅ株式会社がライセンスを受けていた商標権等をコーニンクレッカ・ダウ・エグバーツ社より取得したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末の5,931億円に対して662億円増加し、6,594億円となりました。なお、有利子負債残高は、前連結会計年度末に対して674億円増加し3,359億円となりました。
資本合計は、在外営業活動体の換算差額の変動等により、前連結会計年度末に対して99億円増加しました。資本合計から非支配持分を引いた親会社の所有者に帰属する持分は、6,163億円となり、親会社所有者帰属持分比率は45.6%となりました。

(4)当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは1,089億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは1,422億円の支出、及び財務活動によるキャッシュ・フローは147億円の収入となり、換算差額を調整すると、現金及び現金同等物の残高は184億円減少しました。

(5)当連結会計年度の資金の流動性及び資金の調達、使途
① 資金の流動性について
当連結会計年度は短期流動性に関し、手元流動性確保のために、コミットメント・ライン、当座貸越枠、コマーシャル・ペーパー発行枠等の調達手段を備えております。
② 資金の調達
当連結会計年度の資金調達は、調達コストとリスク分散の観点による直接金融と間接金融のバランス及び長期と短期の資金調達のバランスを勘案し、金融機関からの借入及び国内普通社債等による資金調達活動を行いました。
③ 資金の使途
当連結会計年度の資金の使途は、主として事業資金、プロマシドール・ホールディングス社の株式及び味の素ゼネラルフーヅ株式会社がライセンスを受けていた商標権等の取得であります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00436] S100AO7M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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